定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
私の担当はUIターン希望者のお仕事紹介が主な業務です。
たくさんの企業様とのお付き合いがあり、求職者のご紹介で訪問させて頂いております。
応接室に通されるとよく掲げてあるのが、「健康十訓」です。
一、少肉多菜(肉を少なく、野菜を多く)
二、少塩多酢(塩を少なく、酢を多く)
三、少糖多果(砂糖を少なく、果物を多く)
四、少食多噛(小食で、よく噛かむ)
五、少衣多浴(薄着にして、陽にあたる)
六、少言多行(口先よりも、行動本位で)
七、少欲多施(欲は少なく、他につくす)
八、少憂多眠(思い悩まず、よく眠る)
九、少車多歩(車に乗るより、よく歩く)
十、少憤多笑(怒らず、よく笑う)
この十訓は、江戸中期の俳人である横井也有の作です。
この方はさすがに長寿で西暦1702(生)-1782(没)とありました。
江戸時代の寿命は統計がないので正確なことはわからないですが、
幼少期を無事に過ごしても、30~40年くらいの寿命の方が多かったようです。
現代では医学の発達で平均寿命も延びていますが、健康で長生きする「健康寿命」が注目されています。
この健康十訓はわずか40文字の漢字の集まりですが、
食事などの日常生活の心掛けからメンタルアドバイスといった様々なことが書かれています。
実に含蓄のある40文字です。
自分が元気でないと移住相談対応はできません。
年度始めにあたり、この「健康十訓」を意識しながら健康維持に努力していきたいと思いました。
(繋)