定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
あっという間に1年の半分が終わります。
この半年を振り返ると、やっぱり、コロナ、オミクロン株に振り回された半年だったように思います。
去年の後半、コロナの感染拡大が収まってきて、いよいよコロナも終息に向かうのかな、と期待していたのですが、年明けから感染拡大。
今月の頭には、ちょっと収まってきて、いろんな規制が解除されたのに。。。
また、ここのところ島根県内では、感染急拡大。
このコロナ感染で、やっぱり一番思うのは、いろんなところで対面のイベントができないこと。
オンラインは、距離を感じさせない、本当に便利なものとは思うのですが、やっぱり直に会って話す、その場でしか味わえない雰囲気を味わう、そういうものはとても大切だな、と感じます。
今年の後半は、対面でいろんなことができるといいな、と願っています。
withコロナの時代、工夫をしながら人と人が触れ合う、そういう機会を大事にしたいと思います。
(一涼)
我が家は某市郊外の住宅街にあります。
市の中心部まで車に乗れば15分ほどですが、
公共交通機関がほとんどなく、車がなければ生活に不便な場所です。
数十年前は若いファミリーがこぞって家を建てたその場所も、
住民の高齢化が進み、家を売却し市の中心部のマンションに住み替えをされる人が増えてきました。
先日も家の周囲を散歩していたら、いくつも「売家」の看板が。
寂しい気持ちになりつつも、ライフスタイルの変化に応じた当然の流れなのだろうと思います。
我が家のお隣さんも同じケースで家を売りに出され、
今は若いご夫婦と小さいお子さんが暮らしていらっしゃいます。
一見変わらないように見える街並みも、こうやって流動していくのだと実感します。
全国でこういった住宅街が増えてきているのではないでしょうか。
(R)
島根にIターンされた方で、方言が聞き取れない、会話に困る時がある、
というお悩みを持つ方も多いかと思います。
県内でも東部、西部、隠岐で使う言葉やイントネーションが変わりますし、
年代が若くなるにつれ、意味は分かるけど自分は使わないという方言も増えてきました。
私も出雲弁以外は分からないのですが、地域の方言は相手との距離を縮められる
良い手段かと思いますし、何より愛すべき地元ならではの言葉を継いでいくためにも、
県外の方や若い方にももっと知っていただき、使ってもらえればと思います。
ここで、私の好きな出雲弁のいくつかをクイズ形式で紹介したいと思います!
【問題】「」内の方言をつなげて、次の文章と同じ意味となるよう並べてください
※単語の語尾は文章の意味合いによって変化します
①ちょっとよそ見してたら、転んでしまってびっくりした~!
方言:「まくれた」「ちょんぼし」「おべた」「ほがみ」
②誰だ!?大騒ぎしている者は?馬鹿者~!
方言:「だらず」「だーだ」「おおはいごん」
③怖い所からなんとか走って逃げてきて、苦しくて頭痛がする
方言:「ほのって」「かけらかいて」「けんべき」「おぞい」「せつい」
④とても美味しい五目御飯をご馳走になり、たくさんよだれが出た
方言:「まい」「ごぼじ」「そけめし」「ほんに」「よばれた」「がいに」
【答え】
①ちょんぼしほがみしとったら、まくれてまっておべた〜!
②だーだ!?おおはいごんしとるもんわ!だらず!
③おぞい所からほのってかけらかいて逃げてきて、せつくてけんべきが出た
④ほんにまいそ(塩)けめしをよばれて、がいにごぼじが出た
何問できたでしょうか?
上記は出雲弁の中でもディープな方かと思いますが、
島根の方言はかわいいものからスラングっぽいものまでいろいろありますので、
日常でぜひ使ってみてごしない~!
(たつこ)
我が家の(私の)献立の決め方について、最近「ありがたみ」を
ふつふつと感じているのでご紹介します。
というのも、「今日は〇〇が食べたい(具体的な料理名)」と考えるよりも、
「今日はあれを使おう」と考えるほうが多いということに気づきました。
家で採れた野菜、近所や親戚からもらった野菜や果物(時に猪肉!)、
仕事の関係でもらう田舎の絶品食材、調味料、などなど。。
日々買わなくても手に入る食材であふれており、常に旬のものが家にある状態。
たくさんもらったから使おう、旬だから使おう、、それを軸にすると自然に献立が出来上がる訳です。
これって本当に贅沢なことだと思います。
島根で(特に田舎で)暮らしていると、これが結構自然なことだったりします。
豊かな自然とおすそわけ精神旺盛な方が多い我が島根、我が田舎、まさに楽園ですね
(営業ではなく、本当にそう思っています!笑)。
(団十郎)
昔からの知り合いのご夫婦が、還暦を過ぎて起業をされました。
自宅を改築しての珈琲焙煎所です。
珈琲の知識は全くなく、YouTubeによる勉強がメインだったそうです。
カフェも兼ねており、すべてご主人がコツコツ大工仕事をして時間をかけて完成されたことを聞きました。
開店日にお祝いに伺ったところ、多くのお客様でにぎわっていました。
「この年で新しいことを始めるのは大変だけど…」と苦笑いされる一方で、とてもいい笑顔で珈琲の説明をされる姿から、いい形で夢を実現されたことが伝わってきました。
穏やかな中にやると決めたらトコトンやるご主人と、それを支える奥さんの人柄も店の雰囲気をよくしているのだと思います。
年齢を重ねると、つい「もう年だから」とか「新しいことはちょっと」など尻込みしがちですが、
やりたいことには年齢制限はなく、周囲に発信していけば、協力者も広がっていくと思います。
知り合いのご夫婦を見て、応援したい気持ちで一杯になりました。
(ちょこ)