スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2020-01-15 今年の目標

いつまでも人として輝いていたい。年を重ねるたびにその思いは増してくる。
何かしていないと取り残されそうでこわいとか、今の私に何ができるのだろうか?とか
少しの焦りがある。
今年は何をしよう?近所に娘の友人が書道教室を開校した。対象はこども(小中学生)らいいが、そこに私も見学に行った。習字ではなくペン字とやらに挑戦してみようかと。
ほとんどパソコンに向かっているため。いざ字を書こうとすると、漢字がかけない、字がヒョロヒョロしている。
よし!きれいな字に挑戦だ!
というわけで、まずは1か月のお試し体験にいくぞ!!

(あっちゃんおばあちゃん)

2020-01-14 ゆずりあい

私は車で通勤していますが、道をゆずるシーンをよく目にします。
脇道からの合流やなかなか右折できない車を入れてあげたり、信号のないところで登校中の生徒さんの横断を待ったり。
私は県外からUターンしましたが、移住前住んでいたエリアは、交通量が多く、交通事故発生割合が全国上位のエリアでした。今思えば周囲も自分もどちらかと言うと我先になりがちで、先ずもって危ない車(人も)から、いかに先んじて身を守るかを考えた運転をしていました。
今はどちらかと言うと、相手のこと(事情)を考える運転に変わりました。もちろん島根にいても、危ない車は目にしますが頻度は圧倒的に低いです。交通量の絶対数が少ないからかもしれません。そのおかげで心穏やかに運転できているように感じますし、自分が危ない車にならないよう自制させてくれます。
情けはひとの為ならずと言いますが、ゆずることで自らの安全につながるのだと感じます。
ただ、そんな島根の中山間で見る光景、知り合いと車ですれ違うときに、お互いにそのまま車を止めて運転席同士で会話するのは、田舎ならではで微笑ましいですが、周囲に気をつけないといけませんね(笑)

(つかさ)

2020-01-13 ワクワクが止まらない

大嶋啓介氏の講演会を見に行った。
大嶋氏は“本気の朝礼”で有名な居酒屋「てっぺん」の創業者で、業界の活性化を目的とした居酒屋甲子園を立ち上げた人物。
現在は居酒屋の経営は後進に道を譲り、メンタルトレイナーとして活躍されている。
石川星稜高校や花巻東高校など甲子園出場校にもメンタルの指導に入り、島根県内では石見智翠館野球部でも指導されている。

 私が前職を退職して島根にUターンする際。まさに大きな決断をしようとしている時、私が通っていた塾の同僚にメッセージカードをいただいた。
「挑戦の先には、成功か学びしかない」
このカードは10年経つ今でも大切に名刺入れに入れているのだが、この名言の主こそ、大嶋啓介氏だ。
なので、今回初めてお会いできるのをとても楽しみにしていた。

 さて、今回の講演会のテーマは「大人が輝けば子どもが輝く、子どもが輝けば未来が輝く」。
ということで、反抗期真っ只中の中2の息子を連れて行った。
成長ホルモンの嵐と親のお節介攻撃に耐える息子のやる気スイッチが入るきっかけになればと誘ったところ、思いのほかすんなりと付いて来てくれた。

 私の心を動かした「挑戦の先には、成功か学びしかない」という言葉も挑戦あっての成功。
どうすれば挑戦するのか。どうすればやる気スイッチが入るのか。
成功の秘訣は、「心・技・体」の「心」にあるという。
最高のパフォーマンスを発揮する心の状態。キーワードは「自信」「冷静」「楽しむ」。
その中でも「楽しむ」が一番大事だとか。でも、一番難しい。

 昨年の高校野球島根県大会決勝。石見智翠館高校VS開星高校の試合は延長に突入する熱戦。
延長13回表に2点を奪われた石見智翠館だったが、監督はじめ選手のみんなは笑顔だったという。ピンチの時こそ笑顔で、逆転サヨナラ勝ち。見事甲子園出場を勝ち取った。
なぜ、どんな局面でも笑顔で奇跡を信じることができたのか。
それは、大嶋さんから「予祝」を教わったからだという。
この続きはぜひ、講演会で確かめていただきたい。来年も必ず来ていただけるらしい。

 さてさて、息子の様子はどうだったか。
講演会の初めは照れ臭そうだったが、徐々に照れもなくなり、自分の目標も何となくではあるが見えてきた様子。
親としても、ついつい小言を言いがちだが、これからはグッと堪えて。子どものパフォーマンスを最大限に引き出せるように、メンタル面でどうサポートできるか。
決して簡単なことではないが、親も子と同様、成長が必要だ。
新年早々、夢の実現に向けてワクワクが止まらない!

(スマイル(^^)/)

2020-01-09 あれから四半世紀

まもなく1月17日を迎えます。
今から25年前のこの日、阪神淡路大震災が発生しました。死者・不明者6,437人、負傷者43,792人。親を亡くした子供たちは573人にのぼりました。

当時、縁あって被災地を駆け回っていたこともあって、今でもこの日は神戸で迎えることにしています。竹灯籠の灯りで「1.17」と映し出される東遊園地のイベントで、今は立派な大人に成長した面々と午前5時46分に黙とうをささげます。そして彼らはそのまま仕事へ向かっていきます。一緒にいるのはわずかな時間ですが、不幸な出来事を思い出さざるを得ない日に笑顔で言葉が交わせるようになったことが、大きな意味を持っていると私は思っています。

先月は、当時3歳で父親を亡くした女の子の結婚式に出席してきました。「震災で大事なものを失ったけれど、それ以上に大きな出会いがあった」と語る彼女の言葉と、それを見守る母親の姿は、絶望と辛さしか感じなかった日々を見事に乗り越えたことを証明しているとも思いました。

最近耳にする凄惨な事件の被害者やご遺族の皆さん、あるいは東日本大震災や水害等の被害に遭われた皆さんにも、いつかはこういう日が訪れてほしいと心から願わざるにはいられません。

また、歳のせいか、近年、親族や昔苦楽を共にした仲間の訃報や大病の知らせが届く機会が増えてきました。また、私もいつかは母を見送らなければならないでしょうし、将来自身が病にかかる可能性だってあるかもしれません。

以前、ある方から「悲しいことや辛いことは、突然かつ理不尽にやってくる。そんな時に冷静さを保てる人が真に強い人だ」と言われたことがあります。残念ながら私はまだその境地には至っていませんが、いつかは、と思いながら今年も1月17日を迎えようと思います。

(和)

2020-01-08 やってみなくちゃわからない

年末年始で旅をした。
その島は車の乗り入れが禁止されている。
だから、観光客はレンタサイクルを利用する。
4年前のケガ以降、歩くのもやっとの身体にして自転車なんて乗れるはずがないと思っていたから、レンタルするか躊躇した。
しかし、妻から「借りてみたら」と背中を押され、意を決して借りることにした。
スポーツタイプを選び、「男乗り」でまたごうとすると、右足が後輪の上をどうしても超えない。これ以上あがらないし、無理すると自転車ごとコケそうだ。
仕方なく緑色のママチャリみたいなやつに、サドルより前から足を通したら、なんとか座ることができた。
緑色のママチャリに決定し、こけてもいいように泥道を選んで漕いでみた。
するとハンドルが左右にわなわな揺れながら、左へ左へと曲がっていく。
自転車のバランスが悪いと信じたかったのだが、実際は体幹の歪みの問題であろう。
それでも修正しつつ進むことができた。
嬉しい。こんなに嬉しい気持ちって何年ぶりだろう。
初めて自転車に乗れたときの感動もこんなだったかな。
電動アシスト付き自転車のときもそこそこ嬉しかったな。

考えてみると、やる前からできないと決めつけていることのなんと多いことよ。
チャンスを逃している機会もあるかもしれない。
チャレンジした結果できなかったとしても、別の道が見えてくることもあるかもしれない。
やってみなくちゃわからないから、まずはやってみよう。
今年の目標のひとつが決定した。

(蝮)

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