定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
先日、友達の家に遊びに行きました。
その子は小さな平屋のおうちに住んでいて、
隅から隅までとってもその子らしさであふれていました。
これまた「らしさ」あふれるキッチンの片隅に、
瓶に入った白いものがある…
これは、なんだ?と思っていたら
ヨーグルト
でした。
家で作っているんだとか。
市販の“ヨーグルト種”で作れることは知っていましたが、
ふつうのヨーグルト(パックに入ってるやつ)+牛乳で作れることは初めて知りました。
*作り方*
(材料)
・ヨーグルト 大さじ3くらい
・牛乳 500mlくらい
(作り方)
①熱湯消毒した容器(密閉できるものが◎)に熱湯消毒したスプーンでヨーグルトを入れる。
②牛乳を注いでよく混ぜる。
③40度くらいのお湯につけて2日くらい放置。
最近こうやって私もヨーグルトを作るようになりましたが、
「40度くらいのお湯につけて放置」はあんまり厳密にやってません。
気が付いたときにお湯(冷めきって水になってる)を入れ替えるくらい。
それでも2日くらい置いておけばできてます。
市販されているものよりもゆるめにできますが、普通においしい…
何だって作れちゃうんだなあ、と思いました。
昔は味噌、漬物、干し野菜やお茶まで、全部自宅で作っていたんですよね。
私のおばあちゃんはなんでも作っちゃう人で、
今思えばとても贅沢なことだったなあと思います。
教えてもらっておけばよかった。
なんでも買える時代ですが、
時間をかけて作ってみるのも楽しいですよ。
(は)
連日、新型コロナウィルスの報道が続きますが、多くの皆さんが不安な日々を過ごされていると思います。
これだけ全国的に、また世界的に拡大していくと本当に先が見えない感じになっていますが、一刻も早く終息に向かってほしいところです。
全国で繰り上げての卒業式の実施や中止が決定し、休校措置が取られる中、島根県の一部市町村は休校措置を現時点ではとらず状況をみながらということになっています。
うちの次女も小学校卒業の年です。
状況をみながらの判断にある学校に通っていますが、休みになるのはいいが、それよりもみんなと会える時間がまだ続くことを本当に喜んで毎日学校に行っています。
急遽卒業を余儀なくされた児童生徒さんも、本当は残りの思い出を一つ一つ紡いで卒業を迎えようと思っていたのだろうと思うとただただ心が痛いところですが、現在まだ通えているわが子らにはそういった児童生徒さんの分も、残りの学校生活の一分一秒を大事に思い出にし、次のステージに進んでいってもらいたいと思います。
この経験を通して、様々なことを大事にできる大人へと成長していってほしいと思います。
(雀)
カレンダーを見ていると、高校の時の担任の先生が朝礼時に「二十四節気」についてお話をしてくれていたのを思い出します。当時は日々の授業や小テスト、部活のことで頭がいっぱいだったので、先生には申し訳ないですが、聞いているようで聞いていなかったような…
しかし、大人になって思い返すと、先生は慌ただしい日々の中でも季節を感じる心を伝えたかったのかな、と思います。明日3月5日は「啓蟄(けいちつ)」。地中に閉じこもっていた虫たちがはい出てくる時期、という意味があるようです。肌寒い日も続いていますが、春の足音が少しずつでも聞こえてくるといいなと思います。
(の)
新型コロナウィルスの影響で、担当するイベントが中止になりました。
イベントを中止にすることで困る人がいることが簡単に目に浮かぶなかで、中止の判断ができないでいました。ただ、気づけば日に日に感染が拡大して、人ごとじゃいられない状態に。
今回の教訓は、どれだけ人ごとじゃなく自分ごとにできるか、ということ。感染拡大が島根で発生してないから大丈夫、ではなく、自分たちのイベントが感染拡大を助長したり、見て見ぬ振りをすることはあってはならないことなんだと今は思えます。
問題を人ごとにせず自分ごととして考える。今回、個人的にはその意識が薄かったことを否めず反省しています。コロナウィルスに限らず、改めて気をつけていきたいと思います。
(七)
ふるさと島根定住財団でお仕事をするようになってしばらく経つが、
「島根県への貢献」ということを、うまく捉えられずにいました。
それは、自分自身が県外の出身であり、まだ島根生活も故郷での生活の年月に比べると
短いこともあると思いますが、「島根を故郷としない人」としてどのように捉え、
移住希望者や県内企業へ貢献していけば良いか、なんとなくスッと落ちずにいました。
しかし、最近、良い整理がついたので、ここで書き残しておきたいなと、ひとりごとを書いています。
それは「移住者の特権として、ふるさとが2つ持てる」ということです。
ひとつは生まれ故郷。
そして、もう一つはご縁ができた移住地(島根県)。
どちらも大切なふるさとだ。移住者は2つふるさとを持つことができる、
と整理しました。
そして、もうひとつ大切な整理。
「島根県」とは土地、県境に線引きされた地面のことではなく、
その地域で生活する、活動する「ひとびと」のことだ、と整理しました。
これで、心おきなく、島根は私のふるさと。
そして「島根県への貢献」を行うことができるなぁとひとり勝手に合点がいった次第です。
完全にひとりごとですが、そんなことを思っている3月です。
(珈琲うどん)