スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2020-09-08 味の記憶

先日、義母が作ってくれたナスの味噌炒めを食べた瞬間、母のナスの味噌炒めを思い出しました。
同じ味にびっくりし、思わず「母と同じ味がする!」というと「あらそう?(^^)」とお義母さん。
  
東日本から島根に来て基本の調味料や味付け、だしなど育った環境との違いを感じていたのですが、
思わぬ一致となつかしい味になんだか嬉しく思ったのでした。
  
大学進学と同時に実家を出ており、以後、母の味を食べられるのは帰省時の年に数回。
そのチャンスにも食べられるメニューは限られます。前回、食べたのはいつだったか全く記憶にもありません。
そして決してメインとなる料理では無いですが、私の味の記憶にしっかりと残っていました。
  
コロナの影響もあり、帰省できずまもなく1年。
ひさびさにテレビ電話でもしてみようかなと思った食卓の時間でした。

(幸子)

2020-09-07 一体感

気付けば8月も終わり、9月も半ばに差し掛かろうとしています。暑さも一時期に比べ和らいできて、店頭には秋物の商品が並びはじめるなど夏の終わりを感じる今日このごろですが、私が夏の終わりを感じるものの一つとして某TV局の24時間番組があります(テレビっ子なので。笑)。いつもガッツリ観るわけではないですが、合間合間で観ては感動して涙を流し、エンディングの曲が流れると「あぁ、夏も終わりだな…」と感じるのがお決まりです。
毎年、見終わったあとは五体満足に生まれて不自由なく生活している今の自分がいかに幸せであるかを痛感し、「もっと今に感謝して一日一日を大切に生きなきゃ!」と襟を正されるのですが、今年はそれに加えてなんとなく日本全体の一体感のようなものを感じました。それは、「コロナ禍でも前を向いて進む。少しでも笑顔ある日常を取り戻したい。」という気持ちからくる一体感です。
100人の人がいれば100人の生活様式があり、文化も違えば考え方も違うけど、殊にコロナについては日本だけでなく世界が今同じ気持ちに向かっている、そんな気がしてこんなことってなかなかないよなぁ…と感慨深い思いになりました。(大げさかもしれませんが)
だからどうってわけでもないし、コロナというネガティブなものから生まれる一体感ってどうなんだろう?とも思いますが生まれて初めて芽生えた感情だったので言葉にしてみました。たわいもない初秋のひとりごとでした(笑)

(basa)

2020-09-04 時間軸をこわしたら

日頃お世話になっている方が前に話してくれたこと「時間軸をこわすと変化がうまれる」。
  
毎日同じ時間に家を出発して、職場へ行く。帰りもだいたい同じ。きっと見える風景や出会う人々はいつも同じになるだろう。
そんなルーチン時間軸をこわしてみたら、どうなるだろうか。
きっと違う印象をうけたり、出会えなかった人と出会うことができるのではないだろうか。
忙しく毎日が過ぎる中で、そんなことにも気づくことができていなかった自分だが、そんな話を聞いたとき、なんだか同じ時間軸で日々を繰り返しているのがもったいなく感じたのを覚えている。
  
今コロナ禍になり、新しい生活や休日の過ごし方をしている人も多いはず。
今までできていたことを今年は自粛することもたくさんあるけど、きっといつもとは違う時間軸の中で、新しいものに出会えているはずと信じたい。

(さん)

2020-09-03 心に響いた言葉

先日、学生向けイベントにスタッフとして参加しました。学生さんに混じって、企業さんの
お話を聞くなかで、「仕事以外の足場をつくることが大事」という言葉がとても心に響き、つい大きく頷いてしまいました。
  
いろいろなつながりとか、顔を持っておくことは、人生を豊かにする上でとても大切なのだと思います。最近の自分はどうだったかな…と振り返り、ふとかつての友達などに久々に連絡すると、ホッとするような反応がありました。視野が狭くなったら、ちょっと立ち止まって周りを見渡してみること、心がけたいと思います。

(の)

2020-09-01 人という字は

『人という字は、ひとりの「人」がもうひとりの「人」を支えている字です。つまり、人と人とが支え合っているから人なんです。』と、昔、金八先生は言っていました。
  
私は今、何人の人の支えになれているだろうか…。
「支えてもらっている」と感じることの方が多く、「支えている」と言える場面って、どのくらい生み出せているだろうかと、少しやりきれない気持ちになることがあります。
  
「支えている」ということ自体、少々おこがましく感じ、日本人の感覚的にはそもそも感じにくいことなのかもしれませんが。でも、少なくても、「支えるべき人をしっかり支えられる人でありたい」とは、強く想います。ただ、想うのはやすしで、実際にそれが行動に移せるかどうかだと思うのですが、日々、至らぬ自分と葛藤を繰り返しています。
  
「人という字は」とタイトル書いて想い出しました。
人前で話すのに緊張していた時、「人という字を手のひらに書いて飲み込めば落ち着くよ」と小学生の頃、大好きな先生におまじないを教えてもらいました。
不思議と、心が落ち着いたのを覚えています。
  
人という字って、偉大です。
  

(竹矢っ子)

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