スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2020-09-14 いただきます

先日、とあるコラムを読んで、「いただきます」の言葉の意味を再確認した。
  
そのコラムには、筆者が、『漁師である父親が大漁旗を掲げて帰ってきたのを見て喜ぶ家族の姿』を見て思ったことが書かれていた。
印象深かったのはその最後に、『今頃、獲られず残った魚の群れは、獲られていった仲間たちを偲んでいるのかな』と、魚への想いで締められていたこと。
  
「いただきます」と聞くと、食事を作ってくれた人、生産者の方への感謝の気持ちを伝えるためだと考えることが多かった。
もちろんそれも正しいと思うが、その言葉に加わる意味として、人が食べるために獲った動物や魚、野菜などに対して、「(あなたの命を)いただきます」と、感謝をするという意味も含まれているんだなと改めて気づかされた。
これまでもこれからもそうだが、そうした犠牲の上になりたっているからこそ、自分自身、さらには周りの人を大事にしなくてはいけないし、命を粗末にしてはいけないと、そう思うきっかけとなった。
  
当たり前に使っている言葉の意味を考えさせられる機会となり、日本語の奥深さに感心したという、そんなひとり言でした。
  

(黒ラベル★)

2020-09-11 神様に守られている?

先週末に大きな台風が九州地方を襲い
県内も強い風が吹き荒れました。
それでも強風以外の影響はあまりありませんでした。
  
島根ではお年寄りから子どもまで
「島根は神様に守られているから大丈夫」
と言います。結構多くの県民がその様に思っているのではないでしょうか?
  
知り合いとこの話をしていたら
「それって神様が守っているのでは無く、災害が少なく住みやすいから神様が居るのでは?」と新説を出して来ました。
  
神様に守られている方が夢がありますが神様も自分の居心地を考えたら後者になるなぁと考えさせられました。
  
物事を見る方向を変えると見えてくるものが変わる
ちょっと考えれば当たり前のことですが、言われなければ見えてこないものです。
何事も片側から見るだけで無く、多角的な視点を持っていかなければと改めて感じさせられました。

(ビッケ)

2020-09-10 ちょっとだけ運動

体力低下を感じるこの頃です。
自宅で過ごす時間が増えたせいか、残念ながら、体重は順調に増えていきます。これまで財団に出勤する際には、迷わずエレベーターに乗ってしまっていました。健康診断が近づき、これではいけないと、5分だけ身体を動かすことにしました。
簡単なエクササイズなのに、始めた頃は最後までついていくこともできません。ところが毎日続けているうちに、近頃は最後まで出来るようになりました。ちょっとだけ、体力がつきました。
運動の効果は体力だけでなく、気持ちの面でもありました。私の場合、音楽を聴きながら、身体を動かすことに集中していると、気持ちの切り替えがしやすいです。同時に、過去の楽しかったことや嬉しかったことを思い出すと、一時でもその時に気持ちが戻れ、気分も上昇です。おススメです♪

(hana)

2020-09-09 実りの秋

真夏日が続き夏の気分が抜けませんが、季節は秋も半ば。
週末に田舎に帰ったところ、台風の接近も相まってか、稲刈りをしている田んぼを多く見かけました。
ちょうど家にも新米が届いたので、おいしくいただいたところです。
他にも南瓜や栗、葡萄、無花果が畑で取れたり、ご近所からいただいたり…。
もう少ししたらさつま芋や柿、山に入ってむかごやアケビを採るのも楽しみです。
スーパーで旬のものが並ぶのを見るのも楽しいですが、“地のもの”を直接食卓に出せるのは田舎ならでは。
なにげに贅沢なことだな~と再確認した週末でした。

(大福)

2020-09-08 味の記憶

先日、義母が作ってくれたナスの味噌炒めを食べた瞬間、母のナスの味噌炒めを思い出しました。
同じ味にびっくりし、思わず「母と同じ味がする!」というと「あらそう?(^^)」とお義母さん。
  
東日本から島根に来て基本の調味料や味付け、だしなど育った環境との違いを感じていたのですが、
思わぬ一致となつかしい味になんだか嬉しく思ったのでした。
  
大学進学と同時に実家を出ており、以後、母の味を食べられるのは帰省時の年に数回。
そのチャンスにも食べられるメニューは限られます。前回、食べたのはいつだったか全く記憶にもありません。
そして決してメインとなる料理では無いですが、私の味の記憶にしっかりと残っていました。
  
コロナの影響もあり、帰省できずまもなく1年。
ひさびさにテレビ電話でもしてみようかなと思った食卓の時間でした。

(幸子)

<定住財団TOPへ

まだしまね登録してないの?

トップへもどる