スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2021-06-11 この時期は、やはり・・・

梅仕事。
  
皆さんは今年、お仕事されましたか?
梅雨時、夏に向けて何かと気ぜわしいこの頃。
少しおっくうなのですが、やってしまうのが「梅仕事」
  
今年は知人に梅をたっぷりいただいたので、梅好きの友人達にお裾分けしながら
手元に残ったのが6キロ!!
不格好だけど愛おしい「梅ちゃん」たちが我が家にやってきました。
  
まずは家族が大好きな【梅干し】づくり。
塩は長崎県の五島灘産。ミネラル豊富で味もまろやか。
最後にやはり島根半島産の藻塩を振り入れます。
こうすることで、さらにミネラルとうま味を強化させます。
次に【梅シロップ漬け】。疲れた時に、甘味とクエン酸を求めて年中食します。
最後は【梅ビネガー漬け】。我が家の子供たちの夏の最強ジュースです!
シロップ漬けのお砂糖は、氷砂糖ではなく沖縄県の喜界島産の黒砂糖。
コクとうま味がとにかくすごいのです!
ビネガー漬けは米酢と黒砂糖を使います。
  
以上は、あくまでも自己流の自己満足ですので、おススメなどではありません。
  
こんな風に、梅雨の合間の時間を愉しみながら過ごしている今日この頃です。
これを読まれているあなたにも、爽やかな風が届きますように。
  

(グリーンアップル)

2021-06-10 熱中症対策

暑い日が続いています。
定住財団も日によって扇風機をつけたり、エアコンをかけたりしています。
  
毎年熱中症になりそうになるのですが、
この夏はなんとか乗り切りたいと思っています。
  
私の対策
・水分をとる
・塩分をとる
・適度に座る
・休憩をとる
・睡眠をとる
・体を動かす
  
みなさんも体調にお気をつけください。

(じゃーめい)

2021-06-08 千円のシャープペンシル

  「働く」ということを、改めて考えさせられる出来事が、このたび身近にありました。
  発端は、しいたけの植菌作業。甥っ子が、祖父にあたる私の父親から依頼され、原木に菌を植え込み、その報酬で初めて購入したものが、一本千円のシャープペンシルだったというのです。
  通常百円程度のものに千円も使った!?と驚きましたが、さらに驚いたのは、その後の甥っ子の姿。そのシャープペンシルを使いだした途端、自ら進んで勉強をするようになったそうなのです。
  初めて自分で稼いで手にしたお金で、自分で大切に選んで買った一本のシャープペンシル。それは、単に「ものを書く道具」ではなく、「働いて、人から認められ、その結果、手にしたもの」で、甥っ子の自分自身への信頼感や、有用感や、肯定感を、具現化したものだったのかも、と感じました。
  世の中の隅っこで働きだして、かれこれ四半世紀。「働く」のは、まずお金を得て、日々の暮らしを成立させるためなのだけど、その過程でまがりなりにも人様のお役に多少立てたかな、と感じることができる瞬間は、お金には換算できない満足感をもたらしてくれます。
  甥っ子の千円のシャープペンシルに匹敵するものを、心の中心に大事に抱きつつ、もうしばらく続きそうな「働く」時間を、一つひとつ積み重ねていきたい、と感じました。

(でんでんむし)

2021-06-07 地域に根付くもの

息子(2歳5か月)の神楽熱が凄いです。口癖は「エイシャー(神楽を舞うこと)して~」
  
浜田の保育園で覚えて帰ってきて、それから家で起きているときの8割(本当に)が、
YouTubeで石見神楽を観るか、そこら辺の棒的なもの(お玉とかリモコン)を手に、
見よう見まねで舞うかで過ごしています。公園に行っても木の枝拾ってずっと舞ってます。
  
東部出身の両親からしたら、石見神楽がここまで石見地域の子どもたちの憧れであり、
ヒーローであり、日常だとは思いませんでした。
  
公演情報を調べ息子を連れて行くと、もの凄くキラキラした目で観ているかと思ったら
「おっちゃんじょうず~」と上から目線の感想もあり。
この姿を見て、伝統芸能や地域行事って残していく必要があるんだな~と、思いました。
財団の行う地域づくりも回りまわって、どこかの子ども達の思い出になれば良いなと。
  
帰宅後、iPadで神楽を見ながらずっと「ほんものみた!」と言ってたり、
帰りしなに買ってやった100均の扇子は1日で破壊。刺激になったようで良かったです。
  
いつまで神楽熱が続くかわかりませんが、とりあえずは存分に付き合っていこうと思います。
アンパンマンのアの字もなく、家に神楽グッズが増えていく・・・
赤白緑の紙切れが床にたくさん落ちている・・・
  
※写真は神楽の演目「鍾馗(しょうき)」の輪を買ってやったときの様子。親バカすいません。20210607_0.png

(ハレルヤ)

2021-06-04 縮充(しゅくじゅう)

最近、とても尊敬する先輩にお勧めされた本に
山崎亮さんの「縮充する日本」という1冊があります。
  
山崎亮さんは、今の日本が向き合っている課題は「縮小」ではなく
「縮絨(しゅくじゅう)だ」と書かれています。
  
縮絨(縮充)とは、縫製用語で、綿などが使用していくにつれて
繊維と繊維の間が縮み、だんだんと密度が濃くなり、
緊密になっていくさまのことを言うのだそうです。
  
「縮小ニッポンではなく、縮充ニッポンであり、
人口減少社会を迎え、社会はより緻密に、近接化している」のだそう。
  
合理化の弊害として顕在化してきた「分断社会」が
人口減少とともに壁を溶かす必要性が出てきており、その必要性や、互いに関わろうとする力は
今まさに分断社会を超えようとしているのだそう。
  
「参加」という市民の姿勢が、政治・福祉・アートなどあらゆる分野で生まれていて、
多様な関わり方を可能にしていて、必要とされているとのこと。
  
この本を読んで、
私の中で、縮小ニッポンは悲観的なものだけではなく、
縮充という視点で見たときに希望として映ってきています。
  
先輩の尊敬度合が更に高まった、そんな1冊。
またことあるごとに読み返してみたいと思います。
  

(珈琲うどん)

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