スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2021-10-12 夜空を見上げる

9月のこと。小学4年生になる息子の宿題で、星の観察がありました。
建造物や木などを目印に星の位置を記録し、1~2時間後に同じ場所からもう一度観察し、考察するというもの。懐かしいなぁと思いながら、息子と二人で星を眺めました。
  
この時期はベガ、デネブ、アルタイルで構成される夏の大三角形が確認できる終盤。天頂まで来ており、平面の用紙にどう記録するか困りながらもなんとか完成。星が動いている(コペルニクス先生の地動説には反する表現です)ことを目の当たりにした息子はちょっとした感動を覚えていました。
父親らしく豆知識をみせつけてやろうと思い、「世界中に星座は何個あると思う?」と問うと「ん~1,000とか、10,000とか?」と答える息子。「正解は88」と教えると、驚きと同時に疑いの目でこちらを見ていました。
  
私が幼いころ星(星座)が好きで、星の勉強をしたい(地学を選択したいと強く思って入った高校のカリキュラムで地学がないことを知りショックを受けました・・・)と思ったことがありました。それは、島根の空が都会の空と比べて澄んでいたからかもしれません。私の心が今と比べて澄んでいたからかもしれません。
  
田舎はいいですね。
  
写真は9月にベランダから取った夜空。一番光る星はおそらく木星です。
10月に入り、午前0時が近づくころ、真東の空にオリオン座が見え始めました。
もうすぐ冬ですね。冬の空がまたいいんだな~。20211012_0.jpg

(きょ)

2021-10-08 自分を追い込む

先日職場で連子鯛をいただきました。
こういう機会じゃない限り、魚をさばいたりしない私は腕を磨くチャンスとばかりに家族の人数分いただいて帰りました。
前回魚をいただいたときは鱗取り機がなかったがゆえに完全に取りきれず、口の中に残る鱗にとてもガッカリしたので今回はゲットして、取るときは飛び散らないようにポリ袋に入れて取りました。(←前回覚えた。)
さばく前にはスマホの動画を観てイメトレして臨みました。慣れないことで時間はかかりましたが、おいしく頂きたい!という一心でさばき、無事煮付けにして美味しくいただくことができました。前回よりうまくいった!
きっと慣れた人にとったらなんちゃない作業だと思いますが私にとっては一大イベント(笑)けどこういう機会をいただけたこともありがたい限り。いつかはササっと目を瞑ってでもさばけるくらいになりたいです。
  
人間やらざるを得ない状況にならないとできないことってあると思います。どうしても初めの一歩は重い。苦手意識があればなおさらです。でも逆に一歩踏み出すと意外とトントントンとできることもあると思います。できないと思ってたけどやらざるを得ない状況に追い込まれるとできてしまったりする。仕事は特にそういう場面も多いかなと感じます。
昔から挑戦や冒険が苦手なタイプですが積極的にそういう状況に身を置くことを恐れちゃいけないと感じた経験でした。
  

(basa)

2021-10-07 予定がないという幸せ

社会人になって初めて、夏期休暇を連続取得してみた。
このご時世でどこにも行けないし予定もないから長期休暇にしても…
と最初は思っていました。

 しかし、今回はあえて何もせず過ごそう!と決めて休んでみたところ、
意外な気づきがありました。

 自分はアウトドア派だと思っていたのですが、何も予定を入れずに超インドアで
過ごしてみると、案外心地良くて、いつもはしない料理をしてみたり、部屋の模様替えを
してみたり、とっても充実したおうち時間を過ごすことができました。

 朝目覚ましをかけずに適当な時間に起き、コーヒーを飲みながら朝の情報番組を
ぼーっと眺めている時間ってなんて贅沢なんだろう!と幸せを噛みしめていました。

 これからは何もない休日をあえて作って、その贅沢を味わっていきたいなと思います。
夏期休暇の連続取得おすすめですので、まだ取ってないよーと言う方はぜひ。

(とっとこ公太郎)

2021-10-06 潜戸遊覧船乗りました

先日、天気の良い休日だったので加賀の潜戸遊覧船に乗りました。
乗ったのは20年ぶりくらいでしょうか、、、
乗って分かったのは20年前とはずいぶん違ってました。
幼くして亡くなった子供たちの供養台が新設されておりその横には写真のような案内板もありました。
お祈りをした後、トンネルを抜けると『賽のかわら』が見えます。江戸時代から松江藩の藩港として北前船や隠岐との行き来の要所として栄えました。
船頭さんの達者な解説を聴きながら往時をしのんでみるのもいいもんです。
是非時間があればお立ち寄りください。20211006_0.jpg20211006_1.jpg20211006_2.jpg

(ひろたん)

2021-10-05 運動会は30分

秋晴れの万国旗に胸が高鳴る気持ち。
お昼の三段重に腕をふるい、家族でそれをつつく楽しみ。
総合リレーの大声援。どれもこれもなつかしい。
  
昨年から、我が子の保育園の運動会は体育館でクラス別での完全入替制になった。
コロナ感染症対策で人との接触をなるべく避けるためという。
今年はこんな手紙が保育園から事前に配られた。
  
●見守る保護者は父親か母親のどちらか一方。
●保護者同士のおしゃべり禁止。
●応援も声出しNG・移動NG。応援は等間隔に貼られた赤いテープの場所から拍手のみ。
  
※実際はもっとやわらかい言葉で書かれていて、申し訳ない気持ちが所々に散りばめられている。
もちろん検温・手指消毒必須。健康チェック票の提出もある。
  
運動会当日は私(母親)が、家族代表で参加。
カメラの手振れが気になり、拍手もままならなかった。
当然、隣の親御さんも動画に写真に拍手どころではない。
  
それでも子供達の高い声が響きわたり、にぎやかな30分であった。
たった30分であったが、可愛い盛りの子供たちの準備体操や踊りに癒され、
真剣に競技に取り組む姿に成長を感じた。
こんな運動会をかわいそうに思うのは親の都合で、
子供達は楽しかったと言わんばかりにハチャメチャに跳び、感想を聞くまでもない。
  
運動会の夜は曇っていた。我が子が「月見をしたい」と言い出す。
「曇っているからお月さまは見えないよ。また今度ね」と言うと、
「じゃあホシミは?」と返ってきた・・・ん?首をひねって、
星を見ることをホシミと言っているのだと分かった。
  
「星なら出ているかもね」と私。二人で外に出ると光る星は1つだけだった。
でも子供は「きれいだねー」と目をキラキラさせている。
  
月がなければ星を見ようという発想を抱きしめながら、
この子達が今の世界を楽しめていることに安堵する。
あぁでもお星様、お願いします。
  
来年こそはあのなつかしい運動会が出来ますように。

(sugao)

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