定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
お正月料理のひとつに「紅白かまぼこ」がある。
赤は魔除け、白は清浄を意味し、切り分けると半円形の形になることから、
初日の出を連想させる料理という意味もあるそうだ。
我が家も元旦に向けてかまぼこを用意した。
駅前のデパートには、複数のお店のかまぼこが並べられており、
ふと、今年はいつもと違うお店のかまぼこを買ってみた。
当たり前の決まり通りの味が口に広がる予定だった。
でも、違った。今まで食べたそれと全く違う。
噛んだ瞬間、柔らかくホワッと甘く、多少のざらつきが舌に楽しい。
松江市揖屋のかまぼこ店だ。ネットで調べると、揖屋にはいくつかかまぼこ店があるらしい。
赤ん坊の頃から島根のかまぼこを食べてきたのに、お店自体がたくさんある事や
お店によって味や触感がこんなに違うことをいい大人になり、初めて知った。
恐れ入った気持ちもあり、今年は島根のかまぼこを食べ比べしてみたい。
それにしても、島根は美味しいものが多い。
まだ知らない島根の味に出会えそうなワクワクした年明けとなった。
(sugao)
段々と肌寒くなってきて朝布団から出るにも勇気がいる季節になりました。
勇気がいるで思い出すのが、先日3歳の甥っ子と外で遊んでいた時です。
小さな手の中で握りしめられていたものを不意に渡されました。
手のひらで受けとったものは、、、そう、、、ダンゴ虫です。
とっさにダンゴ虫を手から逃がしてしまうのを見て悲しそうな顔で見つめる甥っ子。
まるで時が止まったような感覚でした。
幼いころは、怖いもの知らずでなんでも触れた私ですが、年を重ねるにつれ
小さな虫を触るのにも勇気がいるようになり心なしか虚しくなりました。
子供のころはいとも簡単にできたことが大人になるととてもハードルが高くなる。
勇気をもって踏み出す一歩の大切さや難しさを改めて感じました。
小さな甥っ子からとても大きなことに気づかされた昼下がりの出来事でした。
(だいきち)
先日、ふと母に言われた一言。
「多少お金がかかっても良いから、将来のために何か趣味的なことでもしたら?」
まさか、いい年齢になって、このようなことを言われるとは思いませんでした。
今の生活に特に不満を持っているわけでもないですが、
よほど日々何もしていないと思われたのでしょうか…。
ただ、ふと考えてみると、チャレンジしたりやりたいことがあったりしても、
「時間がない」とか「お金がない」とか、何かと理由をつけてやってこなかったなと。
さすがに、子どもを放置してあれもこれもというわけにはいきませんが、
出来そうなことからでも何か動いていきたいなと思いました。
(京)
先日、テレビで 第31回JNN企画大賞
「未来をつくる島ホテル(旅人 松本潤さん)」 が放送されました。
この番組は、TBS系列28局で全国放送されました。
海士町にあるホテル「 Entô 」を運営する島民と移住者たちを追ったドキュメンタリー。
そして同日の夜、出川哲朗さんの番組
「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」で
安来市の「足立美術館」を出発し、ゴールは「石見銀山」を目指す
電動バイクで旅する番組が放送されました。
どちらも島根県を舞台にした番組で人と人との繋がり、優しさ溢れる番組でした。
私も、まだまだ知らない島根があったのでぜひ行ってみたいと思いました。
地元を盛り上げようと頑張っておられる地域の方々、U・Iターンの方々の支援など、
定住財団の仕事にも通じるものがあり、どちらの番組も心惹かれるものでした。
(misora)
私は写真が好きです。
プロの写真家の撮る写真もいいですが、
一般の写真コンテストの応募作品を見るのが特に好きです。
一枚の写真から、その人の感性?メッセージのようなものを感じます。
くすっと笑えるものから、キュンとなるような感動まで。
まるでその瞬間に立ち会ったかのような感覚。
行った事のない場所なのに、なぜか懐かしさを感じるような不思議な感覚とか。
写真を撮るのも好きです。
写真家には、撮りたい旬の被写体があると言われますが、
私の場合は、料理や、風景を撮っているときが一番ワクワクします。
季節ごとの旬を感じさせる感動の料理、ワインやお酒の斬新なデザインラベル、
宍道湖の美しい夕陽などなど。
やはり心が躍るもの、うきうきするものが被写体となっています。
これまで、持ち歩くには少し重い、一眼レフで、いろいろ撮影に出かけましたが、
最近は遠出もできず、旅写真を撮る機会も少なくなりました。
ちなみに、これは10年前にタイムズスクエアを歩いていた時、何気に撮った一枚です。
よくみると、面白いシーンが(笑)結構気に入っています。
自分の感性で撮るスマホ写真も、なかなか面白く楽しい瞬間です。
情報発信の仕事をする中で、メッセージやイメージをどう伝えるかは、
いつも気にするポイントですが、そんな中でも写真の力は大きいなと感じています。
(Pino)