定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
先日の休日、猛暑の中を、久しぶりに映画館に行きました。
本当に久しぶりだったので、始まる前から何だかソワソワしていました。
そしていよいよ映画が始まると…大画面に大音響、体全体で受け止めるこの感動。
そう、日常を忘れてしまうこの感動です。
忘れていた感動を思い出して、ワクワクしました。
次はどの映画を見ようかな。
考えるだけで、すごく楽しくて。
しばらくは、映画鑑賞の休日が続きそうです。
(リーブス)
・レシートの金額がゾロ目だったとき
・ふと時計を見たら時刻が自分の誕生日になっていたとき
・買い物の支払いで財布の中の小銭をちょうど全部使いきれたとき
・おつりの小銭が新しくてピカピカだったとき
・朝起きたら髪がはねていなかったとき
・化粧ノリが良かったとき
・音楽ランダム再生で自分の聞きたい曲が一発で出てきたとき
・信号にひっかからずに目的地に行けたとき
・その日の占いで自分の星座が1位だったとき
・空を見上げたら虹がかかっていたとき
いずれも他愛もないことですが、日常で起こるとなぜか嬉しくて気分が上がる瞬間です。
コロナ、熱中症、豪雨災害…と時節柄も相まってここ最近(コロナについてはここ数年)見えない敵にいつも警戒し戦闘態勢な日々が続いています。
どうしてもそっちに気分が引っ張られて心が疲弊してしまいがちですが、そんな日常でもふと気分が上がる物事や瞬間に目を向ける余裕はもっておきたいと思う今日この頃。
そのためには自分のご機嫌を取れる手段を知っておくことも大事ですよね。
最近私はポッドキャストを聴くことにはまっています。お気に入りをいくつか登録して気分によっていろいろ聴いています。ニュースやら悩み相談やらお笑い、スピリチュアルなどいろんなカテゴリーのものが今や無料で聴き放題なんて良い時代になりました(笑)
皆さんもぜひ自分の気分があがることを前傾姿勢でやってみてください!
(basa)
今回時々訪れていた「木綿街道」に家族で宿泊付きで行ってきました。
町の中にはUターンしてクラフトビールを製造・販売している若者の店もあり、川に続く路地でビールを飲み、斜め前の酒蔵では日本酒の試飲もできました。
そして行列のできるイタリアンの店でパスタ・リゾットをいただきました。
宿泊先は若いころ大好きだった銘柄のお酒を製造していた酒蔵(今はない)を改築した宿でした。
昔懐かしい畳の続き間、縁側、庭、時間が止まったようで日本人の心を思い出させてくれる贅沢なひと時でした。
そうだ!ゆっくりと生きていこう!
(あっちゃんおばあちゃん)
早いものでこの財団の職員となって10年以上が経ちます。
この間、様々な業務に携わりましたが、相談対応やイベント運営、企業さんへの対応等、主に現場の仕事でした。
もともと財団に入るまでは10年ばかり、一般企業で営業や販売の仕事が長かったのですが、
当時は取引先様やお客様から信用を得て、信頼関係の中で仕事をし、喜んでもらうことを自分の喜びとしていました。
営業成績はその結果として付いてくると当時は信じて(実際はそんなに甘くなかったのですが)いました。
しかし、人に信用してもらうということは本当に難しいものなのですが、
信用を得る一番の方法は、結果を(数字を)示すということでした。
ですが、それには頭が切れなくてはいけません。
口先は達者でも、数字を持っていなければ説得力はありません。
しかし私はあまりにも凡庸だったので、
それならば私は人格や人からの印象など別のポイントで勝負しようと思いました。
具体的には、誠実さ・丁寧さ・フットワークの軽さ・言葉の選び方・仕草・相手の立場を配慮すること等でした。
特に相手の立場や考えを読む力を得るために、普段の生活でも
年代、性別、服装や挙動や癖から、その人の動きを先読みをしておき、
本当にそうなるのかの検証をするのが今でも癖になっているくらいです。
特に自動車を運転しているときは、無意識にやってしまいます。
その結果なのか、取引先様からは、「この会社の一員のようだね」と言っていただける程入り込むことができ、
結果、良い成績を収めることができ、また私自身も信用し合った人同士で課題を解決したときの、何とも言えない喜びを味わうことができました。
その頃の経験は今も大事な自分の社会人としての指針となっています。
財団に入ってからも、現場が多かったのですが、信頼してもらって一緒に課題を解決することは共通していて、
今までの経験を活かすことができ、直接の感謝の言葉が大変励みになっておりました。
今、私は担当している業務の関係で、現場からとても遠い仕事をやっています。
現場を見ることができないことや、直接実績を上げることができず、やりがいを見失いそうになることもあります。
ですが、自分がやっている業務の一つ一つが、現場におられる人に繋がり、
その先にいる一人でも多い人の幸せに繋がっているとイメージすると、
あの頃と変わらない気持ちで業務にあたることができます。
これからも、これまで培った経験一つ一つ、信条一つ一つ、触れ合った人の顔一人一人を大事にして、
これから先の一人一人のために業務にあたっていこうと思っています。
(つかさ)
耳をつんざくほどのキジの鳴き声で目が覚める。
裏山のウグイスの自慢げな歌声を聞きながら朝食をとる。
日が高くなるにつれてアブラゼミのボリュームがアップしていく。
午後になると、庭の栗の木にとまってる種別不明な鳥が何かを訴え続ける。
夕焼けが色濃くなるとともに、ヒグラシのもの悲しい鳴き声が響く。
田んぼのカエルの合唱をBGMに就寝する。
この季節、田舎に静寂はない。
(蝮)