スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2022-08-25 義理の母が戻ってきた

先日、県外のグループホームに入居していた義理の母を迎えにいきました。
地元である江津市の施設が受入れ可能になり、戻ることができることになったからです。

県外施設に入って2年。コロナ禍で会うことができず、
認知症もすすみ、家族の顔も分からない、周りの状況がわからない状態です。

しかし、移動中、江の川を見たり、新たに入居する施設の職員さんから、
義母が働いていた「グリーンモール(現:ゆめタウン江津)」の名前を聞くと
やはり懐かしい様子でした。半世紀以上暮らしていた地域は忘れられないようですね。

認知症の義母ですが、施設の皆さんをはじめ温かく迎え入れてくれる地域の皆さんに感謝。

これからも「県外からの移住を温かく迎え入れる島根県でいてほしい」
と感じた出来事でした。

(熊猫)

2022-08-24 夏休み

この夏、小一になったばかりの孫娘が親元を離れ、一週間あまりジジ・ババと生活を共にすることになった。もともと、電話で話す度に「みんなで帰った時に、小学生になったんだけぇ一人で残ってみん?」と誘ってはいたけれど、まさかホントに決断するとは、正直思ってもいなかった。

両親から離れる不安も大きかったと思うが、それ以上に島根で夏休みを過ごすことの魅力が大きかったに違いない。(夏休み期間中の終日の学童が思いのほかつまらなかったのも後押ししたようだ)

両親と別れる際はさすがに涙が出たけれど、その後は元気いっぱいに過ごすことができた。

インターンシップ(※我が家ではこう呼んでいる)の受入れにあたっては、それまでの夏休みの過ごし方や楽しみにしていることなどを息子からヒアリング。これをもとに、我が家での過ごし方を計画した。午前中はどちらかというとルーティン。おばあちゃんのお手伝いやお買い物、読書・絵日記など、午後からはおばあちゃんのサークル活動同行、このほか美術館や図書館、プール、夕方は私と公園で遊ぶなどアクティブに過ごした。そして、夕食後はカードゲームや花火を楽しみ、川の字になって就寝。

わずか一週間の滞在だったが、日を追うごとにたくましくなったように思うし、良い経験になったと思う。

最終日にはマイカーで両親のもとに送り届けて、無事任務修了。孫娘に「来年も泊まりにおいで」と声をかけ、息子宅を後にした。 

(青蛙)

2022-08-23 しなやかに

今、ある資格の講座を受けています。
オンラインクラスで受講しているのですが、
全国各地から様々な年代の方が参加されています。

最初は緊張していたのですが、日にちが経つにつれ少しずつ慣れてきました。
オンラインではありますが、普段は会うことがない人たちと、
いろいろな話題で意見が交わせることは刺激になっています。

ある日のテーマで、「自分が目指す姿」のような話になったとき、
グループメンバーと話すなかで、私の頭の中に「しなやかに」という言葉が
パッと浮かんできました。柳のように柔らかくしなやかに、柔軟性を持って
大変なことにも対処できたら素敵だと考えたのです。

「柳に雪折れ無し」

常に意識することは難しそうですが、心に留めておきたい言葉です。

(の)

2022-08-22 秋の気配

子どもの頃はお盆の時期に親戚のみんなが集まって、川遊びをしながらスイカにかぶりつき、土と汗と涙が混じり合って真っ黒になって頑張っている夏の高校野球を観戦するのが楽しみでした。そして決勝戦が終わるこの頃になると、暑かった夏の陽気が緩んでいることをふと感じたものでした。

アブラゼミの暑さを演出するような鳴き声から蜩の声に変わり、赤トンボが舞い、緑色のイガに包まれた栗が道端に転がり、暑い日差しの中で吹く風が涼しく感じたり、稲穂が黄色に変化したり、雲が筋状になったりする景色の中に秋の気配を感じ取ったものでした。クーラーの効いた部屋がとても心地良かったのが、ちょっと冷えるように感じたりするのもこの頃です。

そうした夏から秋への変化を感じさせるのが私にとっては「夏の高校野球」です。

皆さんが夏から秋への変化を感じるのはどんな時なのでしょうか?…

(Friday)

2022-08-19 甲虫展

先日ヘラクレスオオカブトを見てきました! 

出雲科学館でやっています。珍しい海外のカブトムシ、クワガタムシが飼育されています。

男子二人(6歳と3歳)と一緒に行きましたが、飼育コーナーに行くと、「きてきてーーみてみてー!!」の大声と、部屋中を走り回り大興奮でした。

大人の私でもヘラクレスは感動でしたが、玉虫色のカブトムシにもびっくりでした。

標本も沢山ありましたが、全然ゆっくり見れませんでした、もっとしっかり見たい、というぐらいボリュームある展示でした。そして、その日一番の楽しみは、このヘラクレスと写真撮影することでした。木の棒にカブトを止まらせ、その棒を持っての撮影でした。

観察コーナーでは、虫眼鏡や顕微鏡で珍しいクワガタやカブトムシの標本を見れるということで、よく見ると角の下に毛の生えているカブトムシがいたり、爪が不思議な形だったりとこれも大人も楽しめました。

さらに! なんと「飼育ボランティア」を募集中。応募者多数で抽選とのことですが、抽選で当たれば、あなたのおうちにヘラクレスオオカブトがくるよ、というものです。それ以外のパラワンオオヒラタクワガタとか、パプアキンイロクワガタなど、飼うことができるそう。お亡くなりになったら、遺体は科学館に戻してね、というものでした。

すばらしいサービス。。。全体に何度も行きたくなる展覧会ですが、なんと、この出雲科学館は入場無料!ほんとに何度でも行けるのです。他にも科学を勉強できる体験コーナーも面白いので(竜巻発生機とかあります)、ぜひ夏休みに行ってみてはいかがでしょうか。

(かん)

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