定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
全国に先駆けて、人口減少問題の解決に取り組んできた島根県ですが、残念ながら、今でも毎年、約5千人ずつ人口が減少しています。
その大きな要因の1つが、大学進学や就職時に若者が県外に流出してしまうことです。島根県には島根大学と島根県立大学の2つしか大学がなく、その定員は全て合わせても、約1600人しかありません。
島根県の高校生は1学年約6000人ですが、うち進学者は4500人ですから、構造的に県外進学をせざるを得ない状況です。結果、毎年3000人、実に半分が、県外の学校に進学しています。
島根県では、最上位計画である「島根創生計画」を作成して、様々な取組を実施していますが、その柱の1つに若者が、島根に残り、戻り、移ることを目指すというものがあります。
その具体的な取組として、「しまね産学官人材育成コンソーシアム」というのがあり、今日、その総会が開催されました。
これは、島根大学、島根県立大学、松江工業高等専門学校の高等教育機関、経済団体、島根県、島根県教育委員会等がスクラムを組み、県内の産業振興を目指すとともに、その担い手となる若者が島根で就職、定着することを目指すもので、定住財団もその構成員として、非常に重要な役割を担っています。
計画では、2030年までに社会移動(転入者-転出者)の均衡が目標として設定されています。決して簡単な目標ではありませんが、現場の最前線にいる定住財団に大きな期待が寄せられていることを自覚しながら、精進したいと思います。
追伸:就職を目指す高校3年生の皆さん! 明日(9月1日)から就職活動が始まりますね。健闘を祈ります。
(雲)
先日、鳥取県日野郡日野町にある金持神社を訪れました。
参拝したきっかけは、とても欲まみれな理由で「宝くじを買う前に参拝しよう」ということ。
東に車を走らせ1時間程度。
道中の川が綺麗なこと・・・。
いつも飲んでいるコンビニのコーヒーもいつも以上に美味しく感じる。
この日は気候にも恵まれ、車を停め降りると空気もとても澄んでいました。
欲まみれな理由できたことに少し反省しつつも心の奥のほうで
「これで宝くじは当たったな」とどこからか湧いてくる自信に満ち溢れていました。
当選結果の確認は奥さんに任せることにし、、
こんな理由で参拝してみるのもありだなと思った休日でした。
(だいきち)
今日で長い長い夏休みが終わる。
あと少し!あと少しで子供たちの昼ごはんの心配をしなくてすむ。
そしてようこそ給食のある日々よ、待ってました!
身に染みましたよ、あなたのありがたみ。
・・・いや、そう簡単に夏休みは終わらない。
「あと○○ノートが4ページと、読書ノートが2冊分、絵日記が…」
まじか。思ってたより残ってるな。
夏休み最終日は親も大変なのです。
あれ、うちだけかな?早く終わってるお子さんもいますねきっと。
でもうちは毎年こんな感じ。
「だから夏休み前半から宿題頑張ってよって言ったのに~」と
今言ってもなんの意味もない文句をついタラタラと。
親子でヒイヒイ言いながら一つ一つ片付け、あと絵日記だけ!
「なんも書くことない」
「え?いとこと海に行ったのは?花火も観に行ったじゃん!?○○イベントに参加したことは?」
「なんもない」
「え?家族で○○に遊びに行ったことは?え?なんで?いっぱいあるじゃん!!」
「ない」
「うそ!いっぱいあるじゃーーーーーん!!」
もう知らない。知らなかったことにして真っ白な絵日記用紙はランドセルへIN。
そう、文章を書くのが苦手なタイプなんだ。
作文が苦手だと、この子はこれから困るだろうなぁなんて考えていたところ・・・
私は私でこの数日後、
「『スタッフのひとりごと』? やばいなんにも書くことないじゃーーーん!」
苦労したことがこんな形で役に立って良かった良かった!(ホッ)
(りんご)
先日、県外のグループホームに入居していた義理の母を迎えにいきました。
地元である江津市の施設が受入れ可能になり、戻ることができることになったからです。
県外施設に入って2年。コロナ禍で会うことができず、
認知症もすすみ、家族の顔も分からない、周りの状況がわからない状態です。
しかし、移動中、江の川を見たり、新たに入居する施設の職員さんから、
義母が働いていた「グリーンモール(現:ゆめタウン江津)」の名前を聞くと
やはり懐かしい様子でした。半世紀以上暮らしていた地域は忘れられないようですね。
認知症の義母ですが、施設の皆さんをはじめ温かく迎え入れてくれる地域の皆さんに感謝。
これからも「県外からの移住を温かく迎え入れる島根県でいてほしい」
と感じた出来事でした。
(熊猫)
この夏、小一になったばかりの孫娘が親元を離れ、一週間あまりジジ・ババと生活を共にすることになった。もともと、電話で話す度に「みんなで帰った時に、小学生になったんだけぇ一人で残ってみん?」と誘ってはいたけれど、まさかホントに決断するとは、正直思ってもいなかった。
両親から離れる不安も大きかったと思うが、それ以上に島根で夏休みを過ごすことの魅力が大きかったに違いない。(夏休み期間中の終日の学童が思いのほかつまらなかったのも後押ししたようだ)
両親と別れる際はさすがに涙が出たけれど、その後は元気いっぱいに過ごすことができた。
インターンシップ(※我が家ではこう呼んでいる)の受入れにあたっては、それまでの夏休みの過ごし方や楽しみにしていることなどを息子からヒアリング。これをもとに、我が家での過ごし方を計画した。午前中はどちらかというとルーティン。おばあちゃんのお手伝いやお買い物、読書・絵日記など、午後からはおばあちゃんのサークル活動同行、このほか美術館や図書館、プール、夕方は私と公園で遊ぶなどアクティブに過ごした。そして、夕食後はカードゲームや花火を楽しみ、川の字になって就寝。
わずか一週間の滞在だったが、日を追うごとにたくましくなったように思うし、良い経験になったと思う。
最終日にはマイカーで両親のもとに送り届けて、無事任務修了。孫娘に「来年も泊まりにおいで」と声をかけ、息子宅を後にした。
(青蛙)