定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
2023年がスタートしてから既に5日目となりました。
「仕事の1週間は長く感じるのに、休みの1週間ってどうしてこんなに早く過ぎてしまうのだろう。」 と毎年そう思ってしまいます。
自分がランニングを始めてから、マラソンや駅伝のテレビ中継を熱心に見るようになりました。 醍醐味であるかけ引きはもちろん見ていて力が入りますが、ランニングフォームや足の運び方なども見ていてとても参考になります(当然、思うようには取り入れることはできませんが…)。
お正月に行われる「箱根駅伝」(正式には「東京箱根間往復大学駅伝競走」)は今年第99回で、来年は記念すべき100回を迎える伝統のある大学駅伝です。 毎年様々なドラマがあります。
今年は駒澤大学の大学駅伝3冠や青山学院大学の箱根駅伝連覇などが話題の中心でした。結果は駒澤大学が大学駅伝3冠を達成、中央大学の復活(総合2位)もありました。 中継で紹介されますが、ケガや不調で出場出来ずサポートに回った選手のエピソードやそうした選手の気持ちを背負って走る選手の話に感動してしまいますので、つい見入ってしまいます。
話は変わりますが、私は昨年12月に2回目のフルマラソン(42.195km)で自己記録を40分短縮することができました。駅伝選手の約1/2の速度でしか走れませんが、今年は更なる記録更新に挑戦したいと思っています。
(貴)
新年明けましておめでとうございます。
今年のお正月は、穏やかな天気で新しい年を迎えることができました。
この3年、新型コロナで、生活が一変しました。
オンラインという便利なツールも、一般的になりました。
しかし、定住財団の仕事をしていて、対面で人と人が触れ合う、雰囲気
を感じることの大切さを、改めて知ったように思います。
まだ、コロナは収まる気配はありませんが、世の中、withコロナに向け
様々なことを模索しています。
定住財団でも、withコロナの中、今年は、いろんな挑戦をして新たな一
歩を踏み出し、UIターンを希望されるみなさん、県内で就職を考える
学生のみなさん、地域を盛り上げようとされるみなさんに寄り添った取
り組みを進めていきたいと思います。
今年も、定住財団をよろしくお願いします。
(一涼)
地元の墓地委員会の会計担当として現金を下ろそうとした。
元々キャッシュカードが存在しないからいちいち名義人の押印が必要となる。
その名義人は近所の高齢者だが、すでに養護施設に入居中だ。
このままじゃいかんと思い、郵便局で名義変更の相談に行くと
・会の規約
・会の活動実績
・現名義人の印
が必要だと言われた。
これまで規約など見たこともなく、前任者に聞いてみるも知らないとの返事。
つまり、口座を作った当時のまま何年も名義変更をしてこなかったようなのだ。
現名義人の健康状態も良好とはいえないなかで、このままにしておくべきではないのは明らかだ。
誰かが今後やってくれるだろうと先送りにしてきた歴代の通帳管理者を恨んだ。
先日、墓地で塔婆のお焚きあげをした。
天高く燃え上がる炎を見つめながら、自分がその「誰か」になろうと誓った。
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さて本年も「スタッフのひとりごと」をご覧いただき、心より感謝申し上げます。
来年も財団サイトにお寄りいただくすべてのみなさんのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
良いお年をお迎えください。
(蝮)
我が家の風物詩。年末の餅つき。
県外の親戚に送る分、自家消費分と、二日に分けて行う一大行事。
もち米を大量に蒸す作業(写真)から始まり、杵と臼でつき、こねて丸めて・・・
家族総出で行うのですが、和やかムードは途中まで。
終盤は皆、疲れて無言(笑) 終いにはとげとげしい言葉が飛び交うなんてことも。
そんな思い出いっぱいの餅つきも、この秋に最重要メンバー(義父)が天国に行ったことで
期せずして昨年が最後となってしまいました。
先日、少しだけ餅つき機で作ってみましたが、きめ細かさも美味しさも段違い。
やはり、杵つき餅は美味しい!
もう一度、あのつきたてのお餅を食べたいなぁ・・・と、物思いにふける年末です。
(築)
最近耳にした「タイパ」という言葉。「タイムパフォーマンス」の略語で、費やした時間に対する成果や満足度の度合いを表す言葉なんだそうです。
特に若い世代の中で、最近、この「タイパ」を重視する方が増えているそうで、動画の倍速視聴等は当たり前の感覚なんだとか。
昭和生まれの自分の若かりし頃を振り返ってみると、「お金はないけど時間と体力はある」とばかりに、安い鈍行列車で乗り継ぐ「青春18きっぷ」を愛用したり、1ページ分ずつ印刷し1冊ずつホッチキス止めする手作り文集を友達と発行したり…と、決して時間効率優先の行動はとっていませんでした。しかし、その中で得た経験の手触りは、今となってはかけがえのない思い出の一部です。
現代の若者と自分自身の若い当時を比較して、決定的に違うと思うのは、周りにあふれる情報の量。SNSの浸透により誰もが情報の発信者になれることで、リアルもフェイクも混在した幾多の情報がひっきりなしに生まれ、その差配に振り回されることもあります。
そうした状況の中では、「何に時間を費やすか」の判断が、時として「そこにいくら支払うか」の判断以上に重い意味を持つことは理解できるように思います。
ただし、「倍速する中で失うものもある」という観点も、本当に豊かな時間を得ようと思った時には大切な視点のように感じます。「無音や行間の中で表現されるもの」の味わいは、倍速・省略する過程では体験できません。
「効率を求めない中の豊かさ」、さらに言えば、「効率を求めないからこその豊かさ」が、確かにそこにあった。……というのが、昔々の思い出を手繰り寄せる中で思う実感です。
(でんでんむし)