定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
桜もチューリップも終わり、今はあちこちできれいな紫の藤の花が咲いていますね。
先日、大阪城ホールで開催されたエレカシ35周年ライブを楽しんできました。
3時間近くの間、こちらも立ちっぱなし、拳上げっぱなし、歌いっぱなしで、体はへろへろですが、心が満たされて、元気をいっぱいもらって、
終わった今でも
「余韻で、生きていける!」そんな感じです。
コロナ禍で、いろいろ規制があり、ライブやコンサートでも自由に声が出せませんでしたが、
ようやく会場に歓声が戻り、一体感と熱気あふれる時間を過ごせるようになってきたなと実感しています。
ジャンルは全く違いますが、二胡という中国の楽器をやっているので、
コンサートに演奏者側で参加させていただく機会があるのですが、ここ数年は、マスクのまま参加でしたが、
4月の熊本城ホールで開催されたコンサートには、全員がマスクを外して演奏ステージに立つことができました。
ステージから見える満席の会場の様子やお客さんとの距離の近さ、大きな声援と拍手に感動しました。
自分も元気をもらい、そして時には誰かに元気を分けることもできる。そんな
「音楽」は私にとって、元気の素です。
元気の素があるので仕事も頑張れます!
(pino)
昨年の秋口に『謎の鳴き声』と題して、こちらの“ひとりごと「謎の鳴き声」”に投稿しました。
今回はその第2弾として、春を告げる〈鳴き声〉のお話です。
春分を過ぎた頃、まだ肌寒い夜明け前の里山に「ヒョーーヒョーーー」という声が響き渡るようになります。それはまるで人の口笛のような音で、真っ暗な中で聞こえてくるとなかなかに不気味。
実はこの声、【鵺(ぬえ)】という妖怪のもの…。鵺はサルの顔・タヌキの胴体・トラの手足・ヘビの尻尾という姿をしている、と言われています。
そんな化け物が島根の山奥に………というのは冗談ですが(笑)、この鵺のモデルになったと言われている【トラツグミ】という鳥がこの声の主なのです。
鵺に関しては平安時代の書物にも書かれており、その声は不吉なものとされていました。里山で暮らしていると毎年のことなので慣れたものですが、それでもこの声を「不気味」と感じるのは大昔から変わっていないようです。
このトラツグミの声が聞こえ始めると、春を代表する鳥であるウグイスもだんだん上手に鳴くようになってきます。そうこうしているうちに、最近はツバメも飛び交い始めましたね。
季節の移ろいを自然の中で感じられるのは、島根の自然が豊かな証拠だな、と再認識した今日この頃なのでした。
(大福)
今年は桜があっという間に終わってしまい、少しさみしい気持ちもありましたが、新緑が美しい時期になりましたね。桜ほど目を惹くものではないので何気なく生活していると気づきにくいものですが、ふと辺りを見渡せば木々の新芽や若葉、可愛いらしい花を咲かせる草花もたくさん見られます。
この時期、私が好きな風景が麦畑。冬の間じっと耐えた小さな苗がぐんと背を伸ばし、一気に穂を出しました。青空の元、麦の緑のじゅうたんが風に揺れる様子は、爽やかでとても清々しい気持ちになります。麦秋の黄金色に輝く時期もいいですが、今も本当に素敵ですよ。
と、この時期にひとりごと当番がくるとこの話になっているような気がしますが、毎年きれいだなぁと本当に感動するのです。島根に移住するまでは知らなかった景色、私にとっては桜と同じように豊かな自然の移ろいのひとつとして既にインプットされています。出雲路で、もし機会がありましたら、ぜひ目を向けてみてくださいね。
年度はじめ、バタバタと過ぎる毎日ですが、ちょっと窓の外を眺めたり、深呼吸したりする時間あるだけでも心が少し落ち着くものです。環境の変化等で疲れが出てくる方も多いかと思いますが、皆さまどうかご自愛を~。
(幸子)
わたしはUターンIターン者の就職支援の業務に携わっています。
コロナの影響で移住を決断された方も多く、移住後の生活にも満足されているようです。
リモート推進も加速し、転職せず移住が叶うという時代になってきました。
移住後のお仕事や生活スタイルは人それぞれですが、ここ3年はコロナの影響で、人とのつながりが希薄になっています。
移住された皆さんは特に孤独を感じられる環境だったのではないでしょうか。
ちょっとつまずいた時、困った時に話しを聞いてくれる仲間がいるだけで、本当に救われますよね。
そんな悩みが少しでも解消出来たらと、昨年度、小規模ではありますが移住者交流会を開催しました。
島根を選んで移住された方同志のつながり、友達作り、移住後の生活をより楽しく過ごして欲しいとの思いでやっております。
職業、年代も様々ですが、すぐに打ち解けて和気あいあいとした雰囲気の中、島根での生活について語り合って頂きました。
今後もこのような交流のきっかけの場が提供出来たらと思っています。
また、今年度は県外での対面イベントも新たな仕掛けでパワーアップします。
島根に興味を持って頂いている皆様との出会いが増える事にワクワクしています。
今年度もさらに島根の魅力をアピールしていきたいです!
(繋)
今年の桜は咲くのが早かったですね。
桜と同じくらいのタイミングで、毎年「たけのこご飯が食べたい!」という気持ちになります。
できているのを買ってくるのもいいんですが(確実に美味しいし)、やっぱり自分で作りたいもの。
もうあく抜きしてあるたけのこを買ってくるのも手ですが…
やっぱり自分であく抜きからやりたいもの。
ということで、この週末はたけのこを茹で、たけのこご飯と相成りました。
ただいま定住財団の東京拠点に勤務しているので、当然東京で生のたけのこを買うことになるわけです。
スーパーで買うのもなんとなーく味気ない。
近所のスーパーのはす向かいに八百屋さんがあり、土曜日はやっている(日曜定休のようす)ので小さ目のものを買いまして、ぬかで茹でて一晩そのまま寝かす。
翌日、おいしいたけのこご飯となりました。
(鍋で炊くのでおこげ多めにできました)
今年も食べられて嬉しい。
島根の実家の裏山には毎年毎年たけのこが生えて、子どもの頃は「もういや」ってほど毎日毎日たけのこの煮物などが食卓にあがってきていました。
今思えば、旬のものを母や祖母がおいしく味付けしてくれたものを毎日毎日食べていて、贅沢だったなあと思います。
どこの地方もそうだと思いますが、「旬は美味しい」ということを小さいころから感じる暮らしをしていたんだなあ、と大人になってから感謝しています。
ちなみに去年もたけのこを茹でましたが、去年はあくが抜け切れていなかったのか、ちょっとえぐみが残ってしまいました。
今年のはうまくいった。
(は)