定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
私の住む地域では、毎年5月に「花田植え」というイベントを行います。
保存会の方が中心になって、週1回の練習や衣装のこと、小道具など準備をされています。
伝統行事を絶やさないように地区の有志の方々が協力してイベント成功のために頑張っていることが伝わってきました。その熱意の賜物なのか、今年は若い方も何人か練習に加わり、今までにない活気を感じました。
花田植え当日は地区外からの見学者もおられ、普段はひっそりとした集落が多くの人で賑わいました。
その中で、早くから会場に来られていたおじいちゃんが目につきました。話を聞いてみると、花田植えを若い頃からされていて、自分が皆に教えたんだという話をされていました。
田植え囃子に合わせて嬉しそうに唄っておられる姿が印象的でした。
高齢化に伴い、消滅してしまう伝統行事が多い中で、次の世代に残そうと一丸となっていることに、同じ地区民として誇りに感じました。
(ちょこ)
我が家の高さ5mほどもあった「あんずの木」を伐ったことを、以前お話ししました。直径が40cmにもなる大きな木で、毎年2月の終わりころからピンク色の花をたくさん咲かせ、梅の花と一緒に楽しませてくれていました。その根っこが、近くに埋まっている浄化槽に穴をあけてしまい、やむなく伐ることになりしました。
翌年には、その切り株から芽が出てきたので大切に育ててきました。春にはたくさんの花を咲かせてくれました。大きな木のころ、花は多かったのですが実がつかず、いろいろとやってみたのですが徒労に終わりました。ところがどうでしょう。今年は高さ1mの小さな木になったのに、大きな実をたくさんつけてくれました。伐られたので命の存続を危ぶみ、子孫を残そうとたくさん実を付けたのでしょうか?
今年は、はじめて収穫した実を使い杏子酒をつくってみようかと思います。夜な夜な楽しもうと思います。杏子の木に感謝です。
(山ちゃん)
2022年6月のひとりごとにも投稿していますが、いよいよ私のご近所づきあいが本格化し、世代交代が進んできました。
2022年6月21日「ようやく?いよいよ?!世代交代か」(https://www.teiju.or.jp/diary?date=2022-06-21)
6月上旬に市民一斉清掃がありました。私は3年前まではなんだかんだ理由をつけて参加していませんでしたが、親と同居する近所の同世代の人より一足先に一斉清掃に参加していました。今年はお隣の若夫婦や4,5軒先の人が本格的に参加されました。顔見知りの人もいれば、お父さんお母さんは知っているけど、娘さんやお婿さんはイマイチよくわからない・・。
元をたどればそれぞれの両親の高齢化だったり、体調が悪かったり亡くなったりが理由ですが、いずれにせよ若い世代が動き出したことは地域にとっては良かったと思います。
さて、そんな一斉清掃ですが集合時間より早くいかないと遅れをとり、私たちの地区は溝清掃と草刈りが中心の作業ですが各家庭からどんな道具を持参すればよいのか?
回覧板が回っていたかもしれませんが、日中仕事に行っている私が回覧板の中身を見ることはほとんどなく、家にいる母親が読んで次の家庭にまわしています。特に誰かから指示があるわけでもないので「見て学べ!」は継続決定。
地域で困ったことがあれば気楽に相談ができるよう、ご近所づきあいを深めていかねば。
(フル)
皆さんはサバイバルオーディション番組をご存じですか?
通称「サバ番」といって、アイドルを目指すたくさんの練習生たちがデビューを目指して様々なミッションに挑戦する番組のことです。
私はこの番組が大好きで、放送がある時はいつも見ています。
なんといってもはじめはあまりダンスや歌がうまくできない練習生たちが、時には落ち込み、時には涙を流しながら成長していく姿にとても感動し力をもらえます。
私自身、不足な面も多く周りの方にご迷惑をおかけすることもたくさんありますが、この練習生たちに負けないよう頑張ってゆきたいと思います。
(ヒカル)
先日、古い友人と浜田市で食事をすることがありました。
広島出身の友人は、浜田で食べる食材は珍しく、興味深い物ばかり。
私は、浜田で暮らしていたころ「バトウフライ」が好きで、よく食べていました。
しかし、その友人は「とんころ」をオーダー。
「とんころ」と聞いて何を思い浮かびますか?
その友人は豚の角煮?と思ったみたいです。
島根県西部ご出身の方は、ご存じかもしれませんね。
しかし、正解は「ニギス」「沖きす」「とんころいわし」とも言われる魚です。
じつは、私の義理の母が良くとんころ天ぷらを作ってくれていました。
白身であぶらの乗った上品な肉質。フライにしても、塩焼きにしてもとても美味しい魚です。
今は施設に入って、なかなか会えない義理の母の大切な思い出の魚です。
機会がありましたら、皆さんもぜひチャレンジしてみてくださいね。
(熊猫)