定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
週に一度楽しみに見ているのが、芸能人がテーマに沿った『俳句』を詠み、先生から猛烈なダメ出し(時々称賛)を受ける番組だ。
先生の言葉ひとつに一喜一憂する姿から、本気で向き合っていることがうかがえ、イチ視聴者であるこちらまで一緒になって情景を想像したり、より良くなる表現を考えたりする。
たった五・七・五の中でも、日本語にしかない曖昧で豊かな言い回しや語彙、表現がある。
日本語は独特で、他の言語に訳すにもぴったりな単語がなく、そのまま使われているものも多い(かわいい、もったいない、せつない等)。
そもそも漢字、ひらがな、カタカナを使い分けている時点で難解だ。
それなりに使いこなしているだけで、自分は凄い気がしてきた。
ただ一つ、昔から困っていることがある。
これだけ語彙が豊富な日本語であるのに、「二人称」が極端に少ないことだ。
例えば街中ですれ違う人が落とし物をしたとする。
「そこのあなた(君)!」ではなんとなく失礼な気がする。
「そこの男性(女性)!」というのも言い慣れない。
結局は「あのーすみません!」に行き着く。
初対面で相手の名前がわからない場合もそうだ。
「あなた(君)はどう思いますか?」とは言いづらい。
また最近では他人の配偶者を指す丁寧な表現も難しい。
ご主人様や旦那様、奥様というのは家制度が色濃くある時代からの表現で、違和感を感じる人もいるらしい。
では名前がわからない場合、何と言うのがベストなのだろうか?
そろそろ、誰かがちょうどいい言葉を作って広めて欲しいと思う今日この頃です。
(R)
この夏、出身の地元で高校同期の同窓会があった。
私の卒業年次は200人を超える同級生がいたが、今回参加したのはその内約80人。
還暦の年に卒業以来42年ぶりの同窓会であり、その後オリンピックイヤーに合わせて4年ごとに開催しようということになり、今回は4年ぶりの再会であった。
さすがに前回の42年ぶりの同窓会ではだれが誰やら、誰が生徒で先生か、という状況であったが、今回はおおよそ顔、名前も一致し「元気だったか」の声が起こっていた。この歳になると4年くらいでは大きな変化はないようである。
しかしながら数少ないとはいえ物故者も何人かいた。高校時代の笑顔や活躍が目に浮かぶ。ご冥福を祈るばかりである。回を重ねるごとに同じ思いをすることが増えるのだなと寂しく思われた。
また、参加してこない同級生も多数いる。簡単に「参加して来いよ」とも言いにくい。それぞれの事情で参加したくない、という思いの人もいるはずだ。まさに❝人生いろいろ❞である。
楽しい思いのほうが大きいけれど、一抹の寂しさも感じるのが同窓会である。
とはいえ、次回はまた4年後。みんなと元気な顔で再会できるよう4年間また頑張ろうと気持ちをあらたにした。
(ダボ)
皆さんは「アウトプットする機会」ってどれくらいありますか?
アウトプットとは、学習や経験したことを発言や行動に表したり、制作物などの形に反映させることを指します。
例えば誰かとお話しするのに、昨日あった出来事について話したりするのもそうですし、
「スタッフのひとりごと」のように、短いながらも文章を書くこともアウトプットという行為の1つだと思います。
私の生活の中では、たま~にSNSに日常の出来事を投稿したり、
仕事で簡単な文章を考えることがあったり人、あとは家族と話したりするくらいで、
アウトプットの機会が多い方ではないと思います。
ただ特に、文章を書く作業をしていると、
アウトプットという行為の大切さや面白さを感じる瞬間があって、
普段からもっとアウトプットしたほうが良いのではないかと思わされます。
個人的には、アウトプットには2つの良いことがあります。
まず1つは、
自分(の表現)を客観視できることです。
誰が読んでも理解しやすい文章になっているか、
自分が話していることが人に伝わる順番や話し方ができているか。
これは実際にアウトプットしないと、なかなか鍛えられないスキルだと思います。
2つ目は、
形にすることで「そのときの気持ち」を大切にできることです。
今思い返せば~、あの時は~、なんて過去の出来事を振り返ることがありますが、
やっぱり心は不可逆なので、その時に何を感じたか、何を思ったか、を私は大切にしたいです。
その時々に感じたことはたくさんあっても、どうしても時間が経つと忘れてしまうので、
なるべくそのまますぐアウトプットして真空パックしたいです。
こんなことを考えていると、スマホメモでも良いので毎日日記でも書こうかなと思うのですが、
そんなことを10年くらい思い続けたまま、実行に移せていない私です...
(国語サーモンイカ社会)
来週にはお彼岸さんだというのに暑い日が続きます。今日はドライブがてら三瓶山を周遊してきました。西の原では来月開催される「三瓶高原クロスカントリー大会」の練習でしょうか、たくさんの人がランニングをしていました。三瓶山周遊道路では、カラフルなウェアに身を包んだロードバイクのグループが何組も走っていました。標高300m前後ある高低差のある周遊コースを何周するのでしょうか。気温は35度、空には入道雲がもくもく立ち上っていました。そんな暑さの中、皆さんすごいですね。私は、昼食に志学でおそばをいただいてから、のんびりとドライブしながら写真を撮ってきました。
街中では彼岸花はちょっと早いですが、三瓶山はもう咲いていました。そして誰も気が付かないのか、いがぐりが道端に落ち、栗が散乱していました。お蕎麦屋さんのそばにある畑ではそばの花が満開でした。帰る途中では、アメリカ楓(アメリカフウ)が色づいていました。
あまりに暑い日が続くので秋が早く来ないかと待ち遠しく思っていましたが、足元にはゆっくりと秋の気配がやってきていました。皆さん、この暑さはもう少しの辛抱ですよ。
(山ちゃん)
美郷町で10月12日、13日に開催されるバリフェスティバル。イベント当日は「100人で踊るルジャン・デワ」がありバリ舞踊を一緒に踊ってくれる人を募集しています。
インドネシアのバリと言えば観光地!という感覚はありましたが「ルジャン・デワって何?」「ガムラン・・??」。(ルジャン・デワはインドネシアのバリ島で行われる神事舞踊だそうです。身近なところでは石見神楽が近いのでしょうか。ガムランはインドネシアやマレーシアの伝統的な打楽器合奏音楽とのこと。)
バリ舞踊は見たことがないし、ガムランという言葉も初めて聞いて、単純に面白そう!という興味で応募してみました。3回練習日のうち2回参加しましたが、最終練習日はなんとガムランの生演奏に合わせての練習でした。音に歌詞があるわけではなく、感情表現を思いっきりするわけでもなく、なんか難しい。同じ動作の繰り返しなのに複雑な指・手首の動きや角度について行けず、結構苦戦しております…。目の前で先生が踊ってくれないとフリーズしてしまいそう…。ただ、実際に生演奏の中で踊るのはとっても気分が良く、また音色がきれいで美しくて最高!
あとは個々での練習になりますが、まだ時間があるので何とか人の目に触れても差し支えないところまで頑張ってみようと思います。また練習に通うことで、地元の皆さんとの交流やしまっち!サポーターの皆さんとのご縁もでき、よい機会となりました。
イベント当日は屋台などの出店もあるそうです。ご興味のある方は是非遊びにいらしてください。そしてバリ文化に触れてみてください♩
(フル)