定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
私が初めて社会人になった初日の入社式で、当時の副社長から伝えていただいた言葉です。
会社説明会に始まり、4次試験まで進み、遂に念願の内定を手にした私たちに贈ってくださいました。「一生懸命さって何だろう?」自問自答しながら社会人生活を送ってまいりました。
その後、ご縁のあった他企業において、人事に携わることになった私の指針も「一生懸命さ」でした。これから一緒に働く方々に求めるものが、やはりコレだったのです。
そして今春・・・
私は新たに財団スタッフの仲間入りを果たしました。
あの頃自問自答した『一生懸命さ』が果たして伝わっているだろうか?
私にとってこの言葉は、どんな職種でもどんな職場でも、キーワードとなって、時折初心に還らせてくれます。時には叱咤激励され、時には温かく見守ってくれる言葉。
この一年間、不器用な私はまた愚直に一生懸命に走り続けるのだと思います。
ランナーズハイのように心地よく。でもこれがわたしなんだ!!
毎年春が来るたびに思い出します。フレッシュだったあの頃。決して無駄ではなかったこれまで過ごしてきた時間という宝物のことを。
(グリーンアップル)
4月から新しくふるさと島根定住財団のスタッフになりました。
前々から興味のある組織でしたので、メンバーとして携われること、とても嬉しく感じています。島根を盛り上げる裏方としてこれから頑張っていきたいと思います!
今後は仕事を通しても島根の良さ・魅力を身肌で感じていけたらと思っています。知っているつもりになっている島根のこと。
改めて発見していきたいと思います。
わくわくする気持ちを持ちながら、進んでいきたい!
そんな気持ちの春です。
どうぞよろしくお願いします。
(オレンジ)
この春から財団で働き始めた職員です。慣れない仕事ばかりで緊張の連続です。この春新生活をスタートされたみなさん、少しは慣れられましたか?私は慣れない仕事にまだまだ緊張の連続です。
新生活に伴い、5年ぶりに引っ越しをしました。引っ越しを決めたとき、今回は必要最小限の荷物で引っ越そう!とにかく捨てる!目指せ「ミニマリスト!」と決め、勢いよく荷造りを始めましたところ、5年間一度も開封されなかった段ボールをいくつか押入れの奥から発見しました。開けてみると、懐かしい写真やはがきや手紙、もらいものなどでした。いちいち懐かしんでいたので、案の定荷造りははかどらず、時間はなくなるし、捨てるもの、残すものを考えるのがだんだんめんどうくさくなり、そのまま再び段ボールは閉じられて、引っ越しのトラックに積まれました。そして今は再びそのダンボールが開けられるのはいつ?と言わんばかりに新居の部屋の隅っこに居座っています。“捨てられない性格を捨てる”ということが一番難しいだ、と改めて思いました。
(こはるとてん)
4月1日にふるさと島根定住財団に入職して1週間と少しが経ちました。
日々多くの新しいことに触れ、頭の中がいっぱいになりつつありますが、なんとか追いついて頑張っていきたいと考えております。
私自身は島根県の西部出身です。
島根は東西に長い県ですが、それぞれの地域に違った魅力があるところが大きな特色だと思います。ふるさとである益田に思いを馳せると、石見神楽や雄大な海岸線などの自然が思い起こされます。対して、以前松江に住んでいたことがあったのですが、その時はお茶の文化が人々の暮らしに根付いていることがとても印象深かったです。また、最初は慣れなかった方言ですが、時間が経つうちに心地よさを感じるようになっていきました。
その他にも、いくつかの県内のまちに住んだことがあり、その度に新たな魅力を発見してきました。
これから、財団の一員として過ごす中で、さらに多くの島根の魅力に触れていくことがとても楽しみです。どうぞよろしくお願いいたします。
(の)
この春、隠岐から松江での新生活を始めました。どうぞよろしくお願い致します。
少し不便な暮らしから、手を伸ばせば何でも手に入る暮らしに変わり、安堵感の中にどこか寂しさを感じています。『暮らし』というものが人に与える影響は、とても大きいように思います。
そんな時、心の寂しさを和らげてくれるのは、街路や河原の土手を彩る桜、地域の方が植えられた水仙、道の駅で売られるチューリップといった花々です。そこにあると自然と笑顔になれる、そんな花々の持つパワーに元気をもらっています。花を見る度に笑顔になれる私の気持ちを確かめると、ほっと安らぎます。
島根の離島・隠岐諸島では、隠岐から離れる方がいる際、紙テープをはり、エールを送り、フェリーが見えなくなるまで手を振り続ける『見送り』が文化として根づいています。見送りの度に、送る時も送られる時も、『また会える』そう言い聞かせても、別れがこれほど惜しいことはありません。私も見送られることを三度経験させてもらいましたが、毎度花束を頂きました。その頂いた花束に添えられた言葉が「花笑み」でした。
この言葉の意味は、『花が咲くこと。また、人がほほえんでいるのを咲いた花にたとえていう語。』です。隠岐での暮らしを笑顔で過ごせたこと、そして、これからも笑顔で人を元気にする人であり続けて欲しいという友人からのメッセージでした。花を見て笑顔になり、元気をもらう自分を感じるたびに、この友人からの言葉「花笑み」を思い出します。そして、新しい生活の中でも「花笑み」を感じられる人でありたいと心に決めています。素敵な言葉をくれたものです。
新生活で少しお疲れの方、「花笑み」と心の中でつぶやいてみてください。きっと、心を軽くするあなただけの花と大切な方の笑顔が咲きますよ。
(ひつじ)