スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2019-05-14 先輩役としてのプレッシャー

石見事務所に5月から仲間が加わりました。
仲間が増えて純粋に嬉しいという感情が9割、残り1割は先輩役としてしっかりしなきゃという不安です。

石見事務所では、松江事務局と連携しながら事業の一部を担う仕事や、他機関と連携しながら進める石見特有の仕事も多く、日々の作業がそもそも必要な理由や事業の全体像が理解しずらい場面も多々あります。

だからこそ、新人として石見事務所に配属になる場合には、先輩役がいかに丁寧に理解を深めるサポートができるかが重要だと思うのです。3月末に退職した後輩には十分にそのサポートができなかったという反省を活かして、新しく入った仲間とともに先輩としての自分も成長させていきたいと思います。

石見事務所がさらにパワーアップすることをどうぞご期待ください。

(七)

2019-05-13 読書しよう!

ここ最近、本を読まなくなっている。正確に言うと、しっかり時間をとって本読みに没入する機会が激減している。せいぜい通勤電車のなかで読む程度なので、せっかく買った新刊も、なかなか読了しない。
なぜだろう…、年齢のせいだろうか…。それがないとは言わないが、1~2年前まで、夢中で読んでいたデービット・アトキンソンさんの本もあまり読まなくなっている。
スマホを見る時間は減っていないのに、読書時間は減っている。これは自分にとって由々しきことではないだろうか。スマホから取得する情報は、どうも自分の好きな趣味領域の情報ばかり選択してしまい、それは脳への刺激につながっていないように思える。
やはり、読みながら「自分ならどう考えるかな?どうするかな?」と考えることが読書の良さだろうし、それをしなくなっている自分に少し危機感を覚えている。このままでは次第に「阿呆」になっていくのではなかろうか…。
負けないぞ!

(C)

2019-05-10 令和最初のひとりごと

「令和」になって数日が経過しましたが、事前に予告されていたおかげもあって、改元による大きな問題はなく過ごしております。
さて、私はこれで「昭和」「平成」「令和」と3つの元号を生きることになりました。
私には明治生まれの曽祖父がおり、まだ存命の頃子どもだった私には、明治とはヒストリックと言うよりファンタジックでした。
ですから昭和50年代(更に昭和の日)に生まれた私はそのうち令和の人にファンタジックな昭和の人間と映るのでしょうか。
そんな昭和の私が常々思うことを一つ。
  
最近はとかくインターネットで簡単に情報が集まります。
またその匿名性から何でも書き込むことができ、物事の真意よりGoodの数で人々の目に留まります。
中身より見た目やインパクトを好むようですね。(いい記事は中身もいいですが)
そしてネット社会では情報は降ってくるものではなく自分から取りにいくので、
自分に都合の良い偏った情報が入りがちになってしまうものです。
そしてそんなネット社会にいると自分が経験していないことでさえ真実に思えてくることだってあります。
例えその情報源がいい加減なものだったとしても。
  
ネットはこれから成熟していく社会・分化なので、いい方向へ変わっていくのでしょうが、現状では怖さを感じます。
人は経験しないと分からないことは本当に多いと思います。
疑似体験や人から聞いたりして知った内容は脆くてフワフワしています。
もし、その真偽を問い詰められ、切羽詰まったのなら「○○に書いてあった」等逃げることができる便利さがあります。
しかしそれでは、それまで自分が信じていた事をその度否定することになってしまいます。
そういう生き方では何かに縋ったり怯えたり、何かのせいにして過ごすことになるのではと思います。
  
経験には、辛かったり受け止め難いこともあります。その色々なものを抱えて自分が出来上がっていくと思います。
そしてその自分でしか分からないこと、見えないことがきっとあると信じています。
それがいつか誰かの役に立てれば、本望だと思いながら。
私はどんな時代でもそれが大事だと信じているのです。

(つかさ)

2019-04-26 平成最後のひとりごと

  昨年10月下旬以来半年ぶりの「ひとりごと」です。そして平成最後の「ひとりごと」となりました。
  GWを過ぎると令和がいよいよスタートしますね。まだまだ実感がわいてきませんが、改元を契機にこれまで以上に穏やかで暮らしやすい島根になってほしいと願っています。
  そのためにも、財団での職務を通じて定住人口や関係人口がこれまで以上に増え、地域に元気が取り戻せるような状態にしたいものです。引き続き島根に関心を持っておられる方などに島根のことをしっかりと伝えていきたいと思っています。
  伝えなければならない情報はたくさんありますが、今年は時間が許すなら、田舎ならではの新鮮な野菜や魚の美味しさ、日本海に沈む夕日の美しさ、山々の緑と谷を吹き通る風の匂い、そして元気にあいさつしてくれる小学生の笑顔など、ささやかな事ですが日々の生活で私が実感している“幸せな気持ち”を添えて伝えていきたいと思っています。

(青蛙)

2019-04-24 新たな時代を前に

  今年から、発展途上にある国の女の子を支援する活動に、ささやかですが、個人的に一部参加させてもらっています。
日本でも、医学部入試をめぐる女性受験者の問題等がクローズアップされていますが、発展途上の国にあっては、女の子だというだけで、必要最低限の教育すら受けられなかったり、自分の意思は無視された結婚を幼いうちに強要されたりと、さらに厳しい現状にさらされる例が後を絶ちません。
  貧困、意識、風習、家族制度……その背景に横たわるものは、一筋縄ではいかない課題ばかり。それでも、世界的な支援団体の活動によって、少しずつ状況が変化していくレポート等を読ませてもらい、“ささやかでも、まず行動すること”の大切さを感じます。
  新しい時代が目前です。「令和」の言葉に込められた願いを胸に、一人ひとりがしっかり自分の花を咲かせていけるように、公私ともに、まずはささやかでも動いてみることから、始めてみたいと思います。    

(でんでんむし)

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