スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2019-06-04 春の山のめぐみ

季節はあっという間に6月ですね。
夏野菜の時期です。
きゅうり、なす、トマト、ピーマン、等々、少しずつ買いやすい値段となりました。
スーパーにいけば季節にかかわりなく1年中夏野菜を目にしますが、やはり季節の野菜はその季節に頂きたいものです。
蒸し暑い今日この頃、キュウリの浅漬けホントに美味しいです。
ところで、この春私は、何度となく山に「ふき」を取りに行きました。
子どもの頃は、春になると毎日のように食卓にあったような。
以前はさほど好まなかった「ふき」ですが・・・
年齢とともに好みも少しずつ変わり、「ふき」を好きになりました。春の味って感じです。
苦味だっておいしく感じます。山々をドライブするとあちらこちらに自生しています。
そう思って見ていないと見過ごしてしまいそうですが・・・。
季節は夏に向かい、今シーズンの時期は終わりました。
春の山の恵み、ごちそうさまでした!!

(雪んこ)

2019-06-03 泣けた、ホーランエンヤ

10年ぶりのホーランエンヤ。
今年は、渡御祭の日に馬潟地区(私の愛するふるさと竹矢にあります)から船団を見ようと、小学生ぶりに馬潟の川岸に行きました。
  
地元の馬潟の船が見えてくると、地元の子どもたち(年長さん位かな?)が数人
「じじ~~~!!!!」
「じぃじぃ~~~~~!!!!」
「じぃ~~~~じぃ~~~~~!!!!」
と、船に乗っているおじいちゃんに向かって、ジャンプしながら手を振っています。
馬潟の船団、1船目からそれは始まり、最後の船が通り過ぎるまでずっと続きました。
「じぃじぃ~~!!」と呼ぶ親しさを考えると、自分のおじいちゃんが乗っているのかな?
とはじめは思っていましたが。馬潟の船に乗っているおじいちゃんたち、何人にもそれを言っていました。
おじいちゃんたちも船の上から「お~~~い!」と返事をしています。
この子たちには、一体何人のおじいちゃんがいるのでしょうか。
そのいじらしさに笑っちゃいましたが、おもわず涙が滲みました。
きっとこの子たちには、本当にじぃじが沢山いるんだろうなと思います。
沢山のおじいちゃんに可愛がられているのでしょう。
  
きっと10年後、この子たちが馬潟の船に乗るかもしれない。
もしくは応援団としてまたこの岸辺で大きな拍手を送っているかもしれない。
  
200年以上続いている祭り。
絢爛豪華な見た目も見応えありましたが、
目には見えない空気感の中に、祭りの本質を見た気がして、心が震えました。
  

(竹矢っ子)

2019-05-31 邪魔者が活躍する日。

私の家の仏間に一枚板の大きくて重たい背の低いテーブルがある。
私が生まれた頃にはすでにあったものだが、今まであまり使われることがなく、動かす度にいちいち重たいので邪魔者扱いされていた。
でも、とうとうそのテーブルに転機がきた。
  
キッチンで使っていたダイニングテーブルが古くなったので、なんとその邪魔者扱いしていたテーブルと交換して、使ってみようというのだ。
近所の家具屋さんにお願いしたら、椅子に合った新しい脚をすぐに持ってきてくれ、
今までの短い脚と取り換えた。
するとなんということでしょう。ここはお店でしょうかと言わんばかりの素敵なダイニングテーブルになった。
  
昨日まで、「あ~~~重たいだけだ、このテーブル」と言っていたのに、「コップを置く音すら素敵~♡」と母。「邪魔だけぇ捨てようか」なんて言っていたことを撤回したい驚きだった。最近は、昔のものを活かして家具を作ったり、家をリフォームしたりというのが目立っているけれど、ほんの少し工夫するだけで、昔のものが活かされるということに改めて驚かされた。
  
よくよく聞くと、邪魔者にされていたテーブルは私の祖父の父の代から大切にしていたものらしい。令和の時代からは家族が一番集まり、使うダイニングテーブルへと昇格。
今まで綺麗に使ってくれていたご先祖様に感謝し、古いものを大切にする気持ちもきちんと育みたいなと思った出来事でした。
(そうすると、旧ダイニングテーブルの活用方法も考えなくては…)

(まめ)

2019-05-30 かかしまつり開催!

大田市山口町佐津目のご美の里が開催する「かかしまつり」に行ってきました。

地区一帯に案山子が並んでおり設置するだけでも大変だなぁ・・と思いつつ、一つ一つ表情が違い面白く見させてもらいました。

中には市長さんや大田市公式キャラクター「らとちゃん」の案山子があり「・・こんな顔だっけ??」と、実物との違いに笑わせてもらいました。


かかしまつりに併せてオーナーになっている田んぼや施設周辺も散策しました。ちょっと行かない間に施設の裏手にはブランコが設置され、子どもが楽しめるようになっています。大人はブランコが壊れるかもしれないので乗らない方がいいかも!笑


私とこの地区の皆さんとのお付き合いはかれこれ10年くらいになるのではないでしょうか。行った際はいつも「遠くからごめんね、道中大変でしょう?」と声を掛けてくださいますが、本当に苦にならないのです。
そして今ではお父さんお母さん世代から、その息子さん娘さん世代が活動に携わられています。

世代が変わっても、私は今までと変らず通い続けます!

「子ご美の里 こご美庵」
⇒しまね田舎ツーリズムポータルサイト
「おいでよ!しまね(https://www.oideyo-shimane.jp/)」でチェック!
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(フル)

2019-05-29 アウトバウンド!?

先日、前日から道具を点検したり調整したり、おやつまで買って「釣りに行こう!」と中学生の次男を誘ったのに見事に振られた夫を見るに見かねて一緒に釣りに出かけました。
  
季節的に「スズキ」のシーズンですが過去を遡っても「スズキ」サイズは釣れたことがなく、
もっぱら狙いは「せいご」です。けれども「せいご」で十分!フライもムニエルも塩焼きも、とても美味しくて大好き!
  
ほどほどに早起きをして「サッと行ってサッと釣ってサッと帰る」ぐらいの近場を釣り場に選んで車で走ることほんの10分。お手軽に釣りができる人気の場所ですが、その朝は私達だけ!一番乗りで道具を広げ、4本も釣竿を立てキャンプ用の椅子にゆったり座っておやつを食べながらその瞬間を待っておりました。
  
1回目のアタリがきた頃から一人、また一人と人影が増えグループもやってきて釣り仲間が増えていったのですが・・・左隣の5人グループは韓国語。右隣のお友達同士はポルトガル語。そのまたお隣のご夫婦もポルトガル語。でも私達も出雲弁で「くっちゃべってた」ので日本語だとは思われていないかも・・・すぐ近所なのになんだか海外にいるような不思議な空間で、お互い釣れたら拍手なんてしちゃったりして妙に社交的な私達。
釣果は「せいご」7匹。いや~意外なところで多文化共生を意識させられた日でした。

(ぽんちゅっぺ)

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