定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
同じことでも言い方一つで受けとめが変わることがある。
例えば、お願いしていたことを相手が忘れていたとき
「○○お願いしていたんだけど」「まだやってないの?」と語気強く言われると、言われた多くは「責められた」と嫌な気分になって仕事の質が下がるだろう。
同じことでも「頼んでた○○で困ったことない?」「忙しいのにごめんね!ありがとう!」と爽やかに伝えられると、伝えられた多くは前向きに仕事に取り組むことが期待できるだろう。
(ただし、この言い方に「怒られなかったラッキー」「チョロイな」と舐めてくる人がいるのも事実)
また、同じことでもふるまい一つで受けとめが変わることがある。
例えば、飲食の接客でお客さん相手に、にこにこ笑顔で印象のいい言葉を使ったのに、ドアを乱暴に閉めたり、運んできた水をドン!とイラついたように置いたり。
「実は私、内心不満だらけなんス」という風に見える。いい感じはしない。何ともかわいそうで気の毒な姿だ。
一方で、口は悪いが相手に対しての敬意がふるまいに込められている人は、逆にとても好印象になることがある。
(ただし、口の良し悪しだけで人を判断する人がいるのも事実)
何が言いたいかというと、言動両方が大事だと思うのだ。
だがしかし前述の( )のようなタイプには、この考え方は全く通用しないのだ。
そして、コミュニティによっては( )タイプが大事とされ活躍できる場合もあるのだ。世の中は色々だ。
『常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう』(アルベルト・アインシュタイン )
この言葉は常識を打ち破れという趣旨なんだろうが、「まあ自分も皆も偏見なら、仕方ないよな」と胸に響くのであった。
(つかさ)
先日、家にたまった粗大ごみをゴミ処理場に車で持ち込んで捨ててきました。
ゴミ処理場は小学生の授業見学に来たとき以来で、当時も感じたのですが、やはり場内は何とも言えない鼻をつんざくようなゴミの臭いが充満していました。滞在時間はものの5分程度でしたが帰ってからもしばらく車の中に臭いが残るほどでした。
普段どうしても忘れがちですが、私たちが毎日当たり前のようにきれいな環境で過ごすことができるのはこのような過酷な環境で日々働いている方たちがいるからこそなんだと改めて感じ、頭が下がる思いと感謝の思いがこみ上げました。
そしてふと、学生時代にレストランの皿洗いのアルバイトをしていたとき、皿を運んでくるホールスタッフの対応で人となりが見えるなぁと感じたことを思い出しました。表(ホール)ではニコニコ接客している人も皿洗いの人には挨拶もせず愛想もみせない人が意外といたものです。かと思えば、いつも感謝の言葉を添えて運んでくる人もいました。そして私は後者でありたいと強く思ったのです。
日常の中で、当たり前に過ごせている裏には必ず陰ながら汗水たらしている人がいます。
そういう方々に対して感謝の意を持つこと、感謝の気持ちを態度に示すことって大事だけど意外とできてないことに気づきました。
まずは清掃のおばちゃんにしっかり“ありがとう”を伝えよう。
(Basa)
9月3日は、当財団の設立記念日です。(平成4年9月3日認可)
なので、財団は27歳になりました!!
これまで、本当に多くの熱き方々の想いと努力の積み重ねで、財団は1つまた1つと年を重ねてきていると、実感しています。
「27歳といえば」で検索してみたところ、世の中では「人生の分岐点」という表現をよく使われているようです。
財団に置き換えて考えると、どうだろう、、と考えてみました。
諸先輩方が積み重ねてきた歴史がある中で、この先の未来をどう描いていくのか。
「もっと、こういうことが求められているな」
「もっと、こんなことがしたいな」
頭の中に、ふくらんだ風船が沢山ふわふわと浮いています。
令和の時代に入り、多くの事業が熟成されつつあり、職員も増えました。
これまで20代を、若さと体力で乗り切ってきた感のある定住財団。
30歳も手前になると、自分の体とも向き合わないといけない時が来ているような気がします。
人生の分岐点。
これから10年後、島根県にとって、本当になくてはならない組織として、
着実に歩んでいくためにも、健康を第一にしなきゃと思うこの頃です。
元気があれば、何でもできる!
1、2、3、だんだーん!
(竹矢っ子)
ジョブカフェ浜田ブランチでは、西部高等技術校と共同で「入社3年目社員合同研修」「入社2年目社員合同研修」「入社半年後社員合同研修」を石見各地で計6回開催している。
そこに集まる参加者は、社会人スタートしたての若者たち。
キラキラ輝く目で研修に取り掛かる人が多いが、話を聞いてみると、かなりの割合で悩みはもっていた。中でも、人間関係の悩みを持つ若者が多いのが
印象的だった。
今回の6回の研修で共通して訴え続けたのが、「関係の質」を意識しようということ。
心理学や教育の世界では有名な、「関係の質」→「思考の質」→「行動の質」→「結果の質」→「関係の質」という循環についての理論があり、
関係の質が高く良い関係性だから自由闊達な意見交換が生まれ、それにより前向きで建設的な思考ができる。それが、より良い行動に繋がる。そして、良い結果がもたらされる。回りまわって、その結果は、関係性をより良くすることにもつながり、再び好循環へと繋がる。というもの。
「多くの仕事の悩みの発端は人間関係だと思えた。自分から関係の質を高める努力をしたい」
「上司に聞きたいことも聞けない状況。自分から関係を近づける努力をしたい」
人それぞれ表現は違えど、関係の質の考え方が腑に落ちている様子が多数見受けられたし、
その気づきを会社の壁を超えた同期同志が語り合っていた様子は、感動にも近い、嬉しい光景でした。
より良い仕事をするために、よい結果を残すためにも、まずはよい関係を!
研修で若者たちに伝えるのと同時に、自分たちも日々努力しなければいけないことです。
(七)
昨日、9月1日に当財団の東京拠点となる「しまね移住支援サテライト東京」がスタートしました。
9月は、スタッフ3名での船出となりますが、10月から1名が合流します。今年度は4名の体制で首都圏在住の島根県に移住等を考えておられる皆様のサポートをさせていただきます。
皆様、お気軽に足をお運びください。よろしくお願いします。
場所は、
東京都中央区日本橋室町1-5-3福島ビル5階
クロストランジット日本橋内
(https://www.teiju.or.jp/zaidan/history.html)
です。
なお、移住相談は、これまでと同じ「にほんばし島根館(福島ビル1階)」内にある「ふるさと定住・雇用情報コーナー」にて実施しています。相談対応日数もこれから順次増やしていきます。
(http://www.shimanekan.jp/teiju)
「しまね移住支援サテライト東京」を含めまして、今後とも定住財団をよろしくお願いいたします。
(貴)