定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
昨日、映画「高津川」を見に行きました。
もともと親戚の方に試写会のチケットをもらっていながら、なかなか日程が合わず…
行けないかなぁ、と半ば諦めの境地でしたが、追加公演があるとの情報を聞き、今日しかない!ということで、会場のグラントワに向かいました。
ほとんど予習なしで鑑賞したのですが、随所に高津川の美しい景色が織り込まれていたり、想像以上に石見神楽も取り上げられていたりして、スクリーンに映し出されているのは、自分の生まれ育った町のはずなのに、なんだかとても素敵な場所に見えていました。
ストーリーもじんわりと心に沁みてくるような温かいもので、思わず涙がホロリと…。
ネタバレになってしまうので、詳しく書くことは差し控えますが、当たり前に思えていたふるさとの魅力に再度気づかされるような、とても素敵な映画でした。
島根では、11月末から公開になるようです。ぜひ多くの方に見ていただきたいな、と思いました。
(の)
「ドタドタドタドタ ドン!」
「ドタドタドタドタ ドン!」
夕飯の準備をしていると、大きな音が聞こえてきた。
「どうしたの?大丈夫?」
と声をかけると、キャッキャッと笑い声が聞こえてきた。
何ごと?とキッチンから覗いてみると
「ラグビーしちょう。」
と3歳の娘。見ると兄のサッカーボールを抱え、嬉しそうにこっちを見て立っている。
「みちょって!」
とすぐさま走り出す。
「ドタドタドタドタ ドン!」
最後の「ドン!」はどうやらトライのようだ。笑いながら床に飛び込んでいる。普通なら痛くて泣きそうなくらいに膝やお腹を打っているのに、笑いながらまた起き上がって走り出す。
9月20日から開幕した、ワールドカップラグビーも残すところ、決勝トーナメントの8試合のみとなりました。
何といっても日本代表の躍進がすごい!
これまで、きちんとラグビーの試合を見ることがなかったけれど、今回のワールドカップが日本での開催ということもあり、すっかりラグビーの虜になってしまいました。
もちろん、日本代表の試合は家族でテレビの前で観戦しています。
スクラムを組むときの力強さ、左右に展開される攻撃の早さやパスの早さ、トライのチャンスには思わず「いけ~!」って、叫んでいる自分がいます。(笑)
そして、私だけでなく子供たちも同様にラグビーが大好きになっています!
3歳の娘の心までをもガッツリと掴むラグビーの魅力って?
言葉では説明できない魅力がテレビ越しにでも伝わっているのでしょう。
ラグビーロスの日がやってくるのが今から心配です。
次戦も家族みんなで応援しようと思います。
頑張れ!ブレイブ・ブロッサムズ!
(misora)
いきなりですが、私は「脳科学」の話が大好きです。
「脳科学」と聞くと専門的に聞こえますが、私の興味は“脳のアンチエイジング”にあります。「物忘れがひどくなったな~」「あの人、えっと名前が思い出せない!」「あれ、あれ何だっけ?」みたいな加齢に伴う脳の老化!?を感じる日々…。ところが、加齢と脳の老化は全く別物ということを知ったのです。大人の脳も新たな神経細胞が生まれている!?つまり、まだまだ能力(記憶力)を高めることできるというわけです。
「歳のせい」にはできない!?とすると、何をどうすればいいのか?
もちろん様々な事柄が関係しているのですが、その中でも面白いと思ったのが、記憶の手順を変えていくというもの。「丸暗記」ではなく、自分の知識や経験を積んで記憶の情報を増やしていく“エピソード記憶“へ変えていく。そのためには、好奇心、チャレンジ精神、感動力キープ、などがポイント。
それなら私も、独自の記憶法を保持しています。食べたもの、飲んだもの、香り、感動の情報を追加すると、思い出す確率が高いのです(笑)
他にも、脳の老化コントロールでおすすめなのが「音読」。読むことだけで、理解の度合いとは関係なく脳が活性化するんだそう。子供が小さい頃は毎日読み聞かせをしましたが、今は、なかなか「音読」の機会は自然には訪れません。
仕事では、毎月1回「しまねいきいきねっと」という機関紙を発行しているのですが、その時は印刷入稿前に、二人一組で、「読み合わせ」をしています。一人が原稿を読み上げ、もう一人が原稿をチェックするというスタイルの校正です。確かに、声に出して読むという事は脳を刺激しているかもしれません。何度も確認していたはずの原稿でも、黙読では分からなかった微妙なニュアンス、間違いなどが発見できます。仕事においても「音読」は大事。意識していきたいなと感じています。
常に新しい情報を吸収できるような若い脳でいられるよう、前向きな意識を持ち続けていきたいものです。
https://furefure-shimane.jp/best/backnumber.html しまねいきいきねっと
(Pino)
地域社会を自分たちの力で変えていくために、NPOや社会企業家へのお金の流れを生み出すファンドレイジングの研修に参加した際、思いを具現化するために、学生時代に起業した若者の声を聞く機会がありました。
中学生で起業した仁禮彩香さんは、教師が言ってほしいことを言う生徒が優秀とされ、他人と違うことを「いけない」とされる学校に違和感を感じ、子どもたちへ自発的な成長や学びの場を提供する株式会社GLOPAТHを、中学2年生の時に立ち上げました。
そのことにより、周囲からは、賞賛の一方で、様々な誹謗中傷もあったそうですが、それらの声を客観的に自分の中で消化しながら乗り越えたそうです。
また、親子起業によって、12歳で株式会社クリスタルロード取締役社長に就任した加藤路瑛さんは、「子どもを理由に今をあきらめなくていい社会をつくる」をビジョンに掲げ、18歳以下専用のクラウドファンディング事業を手掛けています。「今をあきらめない生き方で、人生は変わる」という加藤さんの言葉は、現在進行形の力強さにあふれていました。
子供だから、外国人だから、女性だから…日本社会にはまだまだ、その人の属性に重きを置いて、その人個人を判断しようとする視点が根強く横たわっているように思います。が、その枠を振り切っていく個の力は、そうしたバイアスをも超越しようとしている気がします。
ファンドレイジングは、将来の10兆円規模を見据えた動きになっています。“共感”を軸に個と個をつなぎ、その連続と堆積がいつのまにか社会の一隅を変えていく。それがさらに大きな潮流となる時、現在の“公共””の意味や形も変えていくかもしれない。その時、自分自身はどんな立ち位置で、どんな役割を果たしていったらいいんだろう…。
様々な“!”や“?”が何度も頭をめぐり、ともかくも学び続けなくてはといけない、と感じた研修会でした。
(でんでんむし)
週末、台風19号が各地に大きな爪痕を残しました。
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
未だに被害の全容は見えないようですが、1日でも早く平穏な生活が送れるように心よりお祈り申し上げます。
近年、台風や豪雨、地震など、これまでにない自然災害が頻発するようになってきました。
夏場の酷暑や暖冬傾向なども、自然環境の変化の1つなのかもしれません。
ひと昔前には考えられなかった現象が、当たり前のように頻発する今、
身の回りからでも災害への備えを見直さないといけないなと、改めて思いました。
(京)