スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2020-03-18 しまっていきましょう!

約3か月に1回のペースで回ってくるスタッフのひとりごと。
 ネタは色々あるのに今回は筆(ペン)の神様がなかなか降りてきません。これはよい機会だと思い、過去、同じ時期に何を書いていたのか振り返ってみました。
  
・2011(平成23)年「当たり前はこわい」
数時間の停電により生活に支障が。当たり前が当たり前でなくなったとき人って脆いな、という話
・2011(平成23)年「今できること」
 東日本大震災が発生。過去の教訓を活かして今できることを考える、という話
・2012(平成24)年「イイことが起こる」
 入浴時に電気が切れ、水道の蛇口も取れるというダブルパンチを受けつつ、発想の転換でその場を楽しんだ、という話
・2013(平成25)年「いつまでも可愛い!」
 年をとっても弟はいつまでも可愛い存在、という話
・2015(平成27)年「マンホール ふたたび」
 ご当地マンホールに感激、という話
・2017(平成29)年「しまっていきましょう!」
諸々おろそか気味になっているので、新しい年度に向かって気を引き締めねば、という話
・2018(平成30)年「胃カメラ」
 胃カメラ挿入までの心の声を文章にしただけの話
  
 本当に色々と書いていますが、全体的に前向きな感じの内容でした!
 まもなく新年度。
心機一転、締まっていきましょう!

(フル)

2020-03-16 終わりがあることを意識する

私の好きなTV番組の一つに終電を逃した人の家についていき、その人の人生についてインタビューするという主旨のものがあります。その番組を観ていると世の中にはほんとにさまざまな人生模様があるんだということを痛感します。
  
先日放送された回を観て、ふと感じたことを一つ。
その回では50代くらいの男性の家についていきインタビューしていたのですが、その男性は奥さんを癌でなくし一人暮らしをしていました。結婚して間もなく奥さんの病気が発覚したそうで20年くらいの闘病生活の末、数年前に先立たれたとのことでした。闘病中でも奥さんといろんなところに出かけていった思い出を涙しながらも楽しそうに話し、奥さんとの結婚生活は幸せなことばかりだった、そして奥さんは本当に完璧な女性であり大好きだったと話す姿がとても印象的でした。
その姿を観て私は、男性にとって奥さんと過ごす日々が“限りあるもの”だと、早い段階から意識していたことがきっと二人の生活を輝きあるものにしたのではないかと感じました。
  
世の中に永遠などないとよく言いますが、わかっているようでなかなか意識できないものです。今の生活、今いる人、今あるモノが当たり前のように感じ、その大切さに目を向ける前に不平不満を感じてしまうことが私自身よくあります。
送別のシーズン。もうこの人とはお別れだと思うと一気に切なくなったり、その人の存在の大切さに改めて気づかされる、という経験は誰しも少なからずあるのではないでしょうか。
きっと同じ生活をするにしても終わりがあるということを意識するとしないとでは感じ方や行動がまったく変わると思います。
自分の人生をより豊かにするために終わりを意識することを大事にしようと感じた出来事でした。

(basa)

2020-03-12 伝えていきたいもの

知り合いから教えてもらった、とある染物屋さんを訪ねたときのこと。
  
創業から100年以上、お店の雰囲気もそれを醸し出していて、入っただけでワクワク。
商品を見せてもらうと、素敵な風合いと商品の多様さにさらにワクワクした。
伝統を生かしつつも、今の時代にあわせた取り入れ方の提案がされていたのも印象的だった。
  
商品を迷いながら見ていたら、「よかったら作業場を見ていかれますか」の一言。
突然訪れたのにも関わらず奥の作業場へと案内いただき、ご主人が親切丁寧に行程などを教えてくれた。内容は書ききれないので割愛させていただくが、とても興味深かったのは言うまでもなく、説明を受けた後に再び見た商品はより愛おしく感じられた。
  
最近では染物屋自体が減っており、全国から染色の発注があるそうだが、染物に限らず、貴重な「職人」といわれる方々が減ってきている。
職人技を受け継いでいくことも大変なものがあると思うが、このような職人さんがいるからこそ、技が受け継がれ、素敵な工芸品などが出来上がるのだということ、私たちは知って意識して伝えていかなくてはと感じた1日だった。
  
何より、突然の訪問者にここまで対応してくださったこと、本当にありがたかった。島根ってこういうところがいいよなぁと感じた出来事でもあった。
今度は染物体験に行こうと思う。

(さん)

2020-03-11 想いを寄せて

東日本大震災から丸9年が経ちました。
映像越しですが、速報で映し出される被災地の光景は、今でも鮮明に覚えていますし、
「日常」は決して当たり前ではないのだと、思い知らされました。
  
当時、私はUターンIターンの担当をしていました。
島根県にも被災された方の相談窓口が設置され、私も何組か対応させていただきましたが、
被災地から動くのか動かないのか、動くべきかどうか等、色々な葛藤や悩みの中で、
みなさんが過ごしておられる様子が心苦しいほどに伝わってきました。
  
被災された方もそうでない方も、今でも、多くの方々が様々な想いを抱えながら、生活しておられます。
今年は、新型コロナウイルスの影響で、追悼式などが縮小・中止になっていると聞きますが、
遠い島根の地からでも、想いを寄せて一日を過ごしたいと思います。

(京)

2020-03-10 島根湯めぐりの旅

密かな楽しみがある。
それは、島根県の「温泉手帖」という温泉ガイド冊子のマップにしるしをつけることである。
温泉に行っては、しるしをつけて、自分ひとりだけの世界で、完成を目指している。
  
島根県は温泉大国である。
Iターンの私は、週末、県内の温泉を巡ることがひとつの楽しみになっている。
ズバリ言うと、島根には「美肌県」の看板に恥じないような、「秘湯」がある。
詳しくはこのサイトを見て欲しい。
  
▼しまね観光ナビ(温泉一覧)
https://www.kankou-shimane.com/ja/spa/list
  
「しるし」がすべてついたら、しっとり美肌になることも間違いないだろう。
私の島根湯めぐりの旅はつづく・・・

(ひつじ)

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