スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2021-03-12 2枚分の文章

昨年、友人が小さな出版グループを立ち上げ、年に数回、冊子を作っている。
旅好きな仲間数人で立ち上げたのだそうで、
やはりテーマは旅や旅先での出会いなどを取り上げたものが多い。
創刊の冊子は、コロナ禍で旅はもちろん外出が制限される中で
「どこかに行く楽しさ」を思い出させる内容のものでした。
  
(どっか行きたいですね)
  
この度、次回号を作ることとなったそうで、それにあたり私にも原稿の依頼をいただいた。
800~1,000字程度、テーマは決まっている。
  
800字って原稿用紙2枚分?
私に与えられたテーマについて、あれこれ考えてみると、とても収まらない。
しかも日記のような自分用の記録ではなく、人が読むもの…
  
コロナ禍中によくとっていた自分のある行動について、
それはなぜだったのか?それによってどんな変化があったのか?などをまとめあげていく。800字で。
  
なぜか、のもとをたどれば随分昔からの話になるし、
どう変わったか、を表せばきりがない。
紹介したいものもあるし、あれやこれや…
  
小学校や中学校の頃に散々「作文」というものがあった。
(高校では「小論文」になったか?)
  
作文ってどうやって書いてたっけなあ、
と、記憶をたどりながら原稿用紙2枚分と格闘中です。
  
(締切は3月末)

  

(は)

2021-03-11 10年を迎えて

今、私は東京に住んでいます。
今日この日を迎え、東日本大震災に触れないということはできません。
  
近年東京では大きな地震が少ないな、と思っていましたが、先日の「震災の余震」には、ついに来たかと正直恐れに近い感情を覚えました。
都内は震度4程度でしたので、影響は大きくなかったわけではありましたが、東北はじめ家屋被害等のあったところもあり、まだ寒い中心苦しく感じています。
  
10年前、震災直後に転勤で上京した際は、度々震度5強の揺れを経験したこともあり、一種の慣れ・適応をした感はありましたが、時を経て・少し落ち着いてたところで、10年の節目に嫌な予感を感じるような揺れ(余震)を経験すると何か胸騒ぎがするところです。
  
いつ、何があるかは誰も確実なことは言えませんので、(コロナ対策を含め)日々弛まぬ備えをするしかありません。
今日、この節目の日に、改めて気を引き締めます。
  
どうぞ皆様ご安全に。
  

(A)

2021-03-08 自分の中の変化

このひとりごと当番。はじめはどうにかがんばって執筆していましたが、正直ここ数回どうも筆が進みません。うまく文章にされるスタッフ皆さんの記事を読んでいるとなおさらで、何を書いていいかよいか、どう表現したらよいか迷っているうちに時間が経ってしまいます。今回もしかり。
しかし今年度もあとわずか…年度最後の投稿ぐらいと思ったのですが、やはりなかなか書けない。困った。だったら思い切ってとその気持ちをつづってみることにしました。
10~20代の頃は日々思ういろいろなことを自分の中で消化するためにメモにひたすら思いをつづることもありました。それを特に読み返すということも無いのですが、もやもやを書きだすと自分の頭の中を整理できたのです。
またSNSで行ってよかった場所やおいしかった食事のエピソードを写真と共にアップすることもよくしていました。なので書くこと自体は、そんなに嫌い・苦手ではないはず、、そこで自分自身になにか変化があったかな、とちょっと振り返ってみました。
思い返せば、ここ数カ月いやもっと前からその傾向があったかもしれないのですが、書く頻度はすごく減ってきているなということに気づきました。
もやもやした気持ちが無くなることはいいにしろ、楽しい思い出をつづることすら億劫に?意欲的にならなくなってしまったのはなぜだろう…重ねてきた年齢やそれに伴う生活環境の変化のせいなのか。結局それくらいしか思い浮かばず、うまくまとまりませんが、自覚できていなかった自分の変化に気づかせてくれたひとりごとに感謝し、終わりたいと思います。あの時なにを感じていたかなって、ひさしぶりにメモやSNSも見返してみようかな。
こんなひとりごとも最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

(幸子)

2021-03-05 空想旅行

  この1年間コロナで外出を控えるようになり、おうち時間がとても増えました。
  家ではゴロゴロしながらYouTubeをよく見ています。最近のお気に入りはネコ動画と鉄道系動画です。鉄道系動画とは「乗り鉄」さん達が全国各地の列車に乗ったり、列車にまつわるネタを話したりする動画です。
小さいころ鉄ちゃんだったので懐かしいなぁという気持ちを抱いたり、今の鉄道事情に驚いたりと興味深く見続けています。
  小学生の頃は順調に育てば「鉄道オタク」間違いなしという感じでしたが、すっかり鉄道から離れてここ何年かはほとんど利用すらしていません。
  今では、時間やコースに制限のない自動車での旅行ばかりです。移動の速さに加えて行きたい所へダイレクトに行ける自由さが非常に魅力的です。そんな感じで便利さに慣れてしまいましたが、最近は全く出かけられないので、不便で時間のかかる鉄道の旅をあえて楽しむのも良いかなと思っています。
  田舎をのんびりと走る列車に揺られながら、車窓の外の景色を楽しむ。今の時代では非常に贅沢な事だと思います。「瑞風」や「銀河」のようなプレミアムな夜行列車の旅とは一味違ったのローカル線の旅を楽しみたいです。その日までは時刻表とにらめっこしながら空想旅行を楽しみたいと思います。

(ビッケ)

2021-03-04 親として必要な旅立ちの日

今年娘が大学進学でこの地を離れる。
やりたいことを何となく見つけ、その夢をかなえるための学校を選んで歩もうとしている。何でもそつなくこなし、友達にも恵まれ、実際本人に聞いてはいないが、楽しい歩みをしてきたのではないだろうか。
ただ、保育所時代は中々ぐずって登園を拒否し、妻を困らせた。
体が丈夫な方ではなく、中学校、高校と原因不明の高熱を出し、入院もした。
コロナ禍での受験で、途中で不安をたくさん口にした。
そんな娘が、さらなる大きな不安の中、大きな一歩を踏み出そうとしている。
心配この上ない中での送り出しだが、これはもしかしたら、子を送り出すために親として必要な旅立ちの日なのかもしれない。
がんばります。

(雀)

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