定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
昔、はじめて就職をした会社の先輩から口酸っぱく教えられていたことの1つに、
「評論家になるな、実践者であれ」というものがあります。
この評論家、という言葉が適切なのかわかりませんが、
ここで先輩が表現したかったのは、
「主体(相手)の思いや背景は、本当のところ、主体にしかわからない。
だから、よく知りもせずに無責任に評することは恥ずべきことだ。評するまえに自ら補完せよ」ということだそうです。
なんであの人はこうするのだろう?(なぜこうしないのか)
なんでこれはこうなっているのだろう?(なぜ改善しないのか)
という感覚はとても大事で、大切にしないといけないものだと思います。
(この視点がなければ物事が良くなっていかないですし)
ただ、一方で、その主体の思いや、そこに至る背景に「敬意をもって思いを馳せる」、ということが
改善をする、ということよりも、実はもっと大切なことなんじゃないかと、思うようになりました。
ひとは、多かれ少なかれ、いつも思いをもって仕事をしたり、家庭をつくったり、地域にむきあったりしています。
(おもしろ半分に評することは論外ですが)良くしたい、という思いがあるならば、なおのこと
その主体の思いや背景を「ちゃんと聴く」ということが大事なのではないかと、折に触れ思うのです。
そして、足りないところがあるのであれば、評しておわりでなく、自ら率先して補完していくことが、求められていることなのではないかと思っています。
補完していく過程で、その主体(相手)の思いや、そこに至ったものに触れることができ、
より深い改善につながるのではと思うのです。
(結果的にその主体が能動的に変わってくれることになるので改善が早い→つまり目的が改善ならこっちが合理的)
目の前をながれていくうわさ話やワイドショー、本人にはつたえないひそひそ話。
自分自身も気づけば評論家になっていやしないか、敬意をもって思いを馳せられているだろうか、
ちゃんと聴く、ということができているだろうか。
あらゆる面において、あらためて点検したい。
(珈琲うどん)
少し前になりますが、ゴールデンウイーク最終日に奥出雲町で行われた田植え体験に参加してきました。
裸足で田んぼに入ると、足に水のひんやりとした感じと泥の感触が伝わり子供の頃に水溜まりで遊んだ記憶が蘇ってきました。地域の皆さんに協力してもらい、田んぼ1枚分を手植え。線を頼りに植えていくのですが田んぼの中を歩くと水が濁って線が見えない!勘を頼りに何とか頑張りました。
中腰でぬかるんだ中でバランスをとるので空気椅子の姿勢の様で太ももの裏がパンパンになってしまいました。(2日後まで筋肉痛、運動不足を痛感しました…)
田植えの後は美味しいお昼をいただき、佐白温泉につかって汗を流し、帰宅後のビールを楽しみました。
島根県内に住んでいても、田植えをはじめとした米づくりや島根の昔ながらの行事などに関わることがあまりなかったので、しまね田舎ツーリズムサイト「おいでよ!しまね」や関係人口マッチングサイト「しまっち!」で情報を収集して様々な体験をしていきたいと思います。
(ビッケ)
日頃、UターンIターン移住相談の対応をしているので、島根の魅力を
常に感じる毎日。
私たちにとっては何気ない景色だが、季節を通じて魅力がたくさんあり、
楽しませてくれる。
6月は雨が多いが、木々が美しい季節。
中でも、あじさいは色とりどりに目を楽しませてくれる。
出雲市斐川町のロマン街道沿いには、毎年きれいなあじさいが咲いている。
近くで花びらを見たくて、歩いてみた。
小さい頃は、紫陽花の葉っぱにいるカタツムリの歩いたあとをよく見て
いたが、近年カタツムリも見なくなったなぁ。
あじさいの花言葉は色によって違うらしい。
「青=辛抱強い愛情」「ピンク=元気な女性」「白=寛容」。
花言葉からも母の日の贈り物には、ピンクのあじさいを選ばれるようだ。
また、紫陽花の色は土壌が酸性の時には青くなり、アルカリ性の時には赤くなる。
日本は火山大国であるため、酸性の土壌が圧倒的に多い。
前に、赤い紫陽花を咲かせたくて調べたら、卵の殻を粉々にしてパウダー状に
して、紫陽花に撒けば赤色の花の咲かせることが出来ることを知った。
日々、日本各地からの移住相談を受ける。
その土地土地の感覚があると思うので、移住者目線でその方のカラーに合わせて
丁寧に対応していきたいと思う。
(繋)
5月のある週末、近県へ登山に出掛けました。
1時間近く山道を歩き、山頂は360度の素晴らしい眺望!
時間を忘れて景色と会話を楽しみ、下山して近くのお勧めグルメも堪能♪♪
なんて充実した良い休日だっただろうと帰途につきながら・・・何かが足りない。
そうだ!お決まりの入浴を忘れていました。
山頂に長居したお陰で汗も乾いたためか、下山後は誰もが食欲に向かってしまい、準備したお風呂セットが泣いていました(笑)
思えば、県内の山に出掛けると近くに温泉があり、下山後はまず温泉!が定番でした。
今回は結局、近くに温泉が無く、遅くなったのでお風呂はパスして解散しましたが、登山と温泉がセットで楽しめる島根の山々はやはり魅力!!と気づいた出来事でした。
(築)
島根スサノオマジックの快進撃で盛り上がりを見せたBリーグ。
CS(チャンピオンシップ)ベスト4という偉業を成し遂げました。
実はここ島根県はもともとバスケ王国と呼ばれた地。昭和30年~40年前半までで、インターハイと国体で優勝4回、準優勝7回、3位5回、4位1回、5位4回と華々しい成績を残しています。
また、松江はミニバス発祥の地でもあり(諸説あり??)、バスケットボールの歴史が深い土地なんです。
今シーズンのスサマジの活躍は色々なところに影響を及ぼしているようです。
CSの戦いの後には、バスケファンがSNSで「島根に移住しようか真剣に悩み中」「就職は島根でしよう!」といった投稿をしてくれています。
「いつもの島根で、非日常の体験を」
しまね暮らしを選ぶ方が一人でも多くおられますように。
ちなみに、スサマジのオフィシャルチアパフォーマンスグループの「アクアマジック」も応援したいですが、凝視できない自分がいます。
(きょ)