スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2022-07-04 若き漁師たちの挑戦

先月、財団の移住支援担当者の研修会を行いました。

コロナ禍以降はじめて松江・浜田・東京の3拠点の職員がリアルで一堂に会い、4班に分かれて、移住者や事業所を現地視察する内容にしました。

私は海のコースへ参加。

まず訪れたのは、Iターンで漁師町に家族で引っ越し、異業種から漁師に挑戦する永見さん。その後の暮らしぶり、移住前後のアレやコレやを根掘り葉掘りお聞きしました。

定置網・素潜り・牡蠣の養殖をし、自宅先で飲食ブースを出し、独自にスーパーに出荷するなど、移住後2年目と思えぬ実行力。

日々の戸惑いや苦労はあれど、

「奥さんと、亀の手()を取りに海に出て、岩場で大丈夫かなとふと確認する瞬間とかに、すっごい幸せ感じるんですよね(照笑)

ほっこり話に癒されつつ、漁師の概念を変えてくれるそのバイタリティには脱帽でした。

【永幸丸(関わる人を幸せにするお店)~元カナヅチ 船酔い漁師のド根性直送便~】

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https://www.instagram.com/iwagaki_eikoumaru/?hl=ja


次に訪問したのは、

Mitsu Fisherman‘s Factory(御津フィッシャーマンズファクトリー)の皆さん。

日頃は、定置網漁業に従事する若き漁師たちが、「旬の魚の美味しさを、もっとたくさんの人に届けたい」と立ち上げられました。保育士、警備員、しじみ研究員、介護士、全員が異業種からの転職という彼ら。

ここでも、漁師町独特の文化、「・・・。」と聞いていて絶句するような話も出てくるなか、ニコニコ笑顔で力強く、今を切り開き、未来をしっかり見据えて突き進んでいる姿を目の当たりにし、本当に心から感動しました。

【若手漁師が挑む!「獲る」漁師から「獲って創る」漁師へ!!】

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★現在クラウドファンディングに挑戦中↓

https://camp-fire.jp/projects/view/568323?list=local_popular


 島根の漁業の未来は、明るい!!!

ここには書けませんが、ディープな話、色々考えさせられました。

皆さんの、汗と涙のリアルを、しっかり移住支援業務に活かしていきたいと思います。

(竹矢っ子)

2022-07-01 これだよ、これ!

先日旧知の友人達と久々に飲もうよという話になり、その時みんなが口にした言葉である。2年ぶりでの飲み会は久々の対面で最初はみんな緊張気味だったが、一口酒が入るとあっという間にコロナ禍前のいつもの飲み会となった。

コロナ禍で人との交わりが断たれた世の中となった。会議・出張などオンラインでという新たな発見はあったものの、オンライン飲み会などは最初目新しさもあったが、なにか物足りなさやギクシャクした会話のやり取りにそのうち疲れてきて最近はあまりやらなくなってきた。

先日会った友人たちも同様の気持ちでいたようで、久々の対面での飲み会に忘れかけていた人と人とのリアルなつながりを実感し「これだよ、これ!」との感想になったのである。感染人数の減少により、ようやく飲食店での人数や時間制限が緩和され、あちらこちらで同様のケースがあるのではないだろうか。

様々なイベントや祭りも徐々に復活してきている。人と人とがリアルにつながる状況もさらに復活してくるだろう。人が人を求めるのはある面本能に根差した行為である。人々の集いが輝きを増し、より絆の深まる世の中となることを期待している。

・・・なんて、えらそうなことを言ってはみたものの、本当はただみんなとワイワイ楽しく酒を飲みたいだけである。いつでもウエルカムなのでだれか誘って!

(ダボ)

2022-06-30 直に会うことの大切さ

あっという間に1年の半分が終わります。

この半年を振り返ると、やっぱり、コロナ、オミクロン株に振り回された半年だったように思います。
去年の後半、コロナの感染拡大が収まってきて、いよいよコロナも終息に向かうのかな、と期待していたのですが、年明けから感染拡大。
今月の頭には、ちょっと収まってきて、いろんな規制が解除されたのに。。。
また、ここのところ島根県内では、感染急拡大。

このコロナ感染で、やっぱり一番思うのは、いろんなところで対面のイベントができないこと。
オンラインは、距離を感じさせない、本当に便利なものとは思うのですが、やっぱり直に会って話す、その場でしか味わえない雰囲気を味わう、そういうものはとても大切だな、と感じます。

今年の後半は、対面でいろんなことができるといいな、と願っています。
withコロナの時代、工夫をしながら人と人が触れ合う、そういう機会を大事にしたいと思います。

(一涼)

2022-06-29 街並みの変化に思うこと

我が家は某市郊外の住宅街にあります。

市の中心部まで車に乗れば15分ほどですが、

公共交通機関がほとんどなく、車がなければ生活に不便な場所です。

数十年前は若いファミリーがこぞって家を建てたその場所も、

住民の高齢化が進み、家を売却し市の中心部のマンションに住み替えをされる人が増えてきました。

先日も家の周囲を散歩していたら、いくつも「売家」の看板が。

寂しい気持ちになりつつも、ライフスタイルの変化に応じた当然の流れなのだろうと思います。

我が家のお隣さんも同じケースで家を売りに出され、

今は若いご夫婦と小さいお子さんが暮らしていらっしゃいます。

一見変わらないように見える街並みも、こうやって流動していくのだと実感します。

全国でこういった住宅街が増えてきているのではないでしょうか。

(R)

2022-06-27 島根の方言

島根にIターンされた方で、方言が聞き取れない、会話に困る時がある、
というお悩みを持つ方も多いかと思います。

県内でも東部、西部、隠岐で使う言葉やイントネーションが変わりますし、
年代が若くなるにつれ、意味は分かるけど自分は使わないという方言も増えてきました。

私も出雲弁以外は分からないのですが、地域の方言は相手との距離を縮められる
良い手段かと思いますし、何より愛すべき地元ならではの言葉を継いでいくためにも、
県外の方や若い方にももっと知っていただき、使ってもらえればと思います。

ここで、私の好きな出雲弁のいくつかをクイズ形式で紹介したいと思います!

【問題】「」内の方言をつなげて、次の文章と同じ意味となるよう並べてください
    ※単語の語尾は文章の意味合いによって変化します

①ちょっとよそ見してたら、転んでしまってびっくりした~!
 方言:「まくれた」「ちょんぼし」「おべた」「ほがみ」

②誰だ!?大騒ぎしている者は?馬鹿者~!
 方言:「だらず」「だーだ」「おおはいごん」

③怖い所からなんとか走って逃げてきて、苦しくて頭痛がする
 方言:「ほのって」「かけらかいて」「けんべき」「おぞい」「せつい」 

④とても美味しい五目御飯をご馳走になり、たくさんよだれが出た
 方言:「まい」「ごぼじ」「そけめし」「ほんに」「よばれた」「がいに」

【答え】
①ちょんぼしほがみしとったら、まくれてまっておべた〜!
②だーだ!?おおはいごんしとるもんわ!だらず!
③おぞい所からほのってかけらかいて逃げてきて、せつくてけんべきが出た
④ほんにまいそ(塩)けめしをよばれて、がいにごぼじが出た

何問できたでしょうか?
上記は出雲弁の中でもディープな方かと思いますが、
島根の方言はかわいいものからスラングっぽいものまでいろいろありますので、
日常でぜひ使ってみてごしない~!

(たつこ)

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