定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
最近、通信障害の影響で丸2日間、通話ができないという事態を経験しました。
連絡がつかないという不安がこれほどまで大きいとは!
今回のことで、スマホがいかに生活に欠かせないアイテムで、
安定の通話環境が当たりまえになっているかを痛感しました。
ベンジャミン・フランクリンの名言のひとつに
「人は水がなくなるまで、水の価値に気づかない」という言葉があります。
それがあるうちは価値に気づかない、
当たりまえにあるものの有難い価値に目を向けようという教訓の言葉です。
通信障害は大変な問題ですが、それもいつか必ず復旧するだろうと当たりまえに考えていました。
その「あたりまえ」には、裏で復旧作業のために、
休みを返上して夜中まで必死に頑張っていた「ひとたち」の存在があるわけです。
いつでも好きな時に電話できること、毎日健康で仕事ができること、会社でおいしい珈琲が飲めること、コロナ生活で必須なもの(マスクやワクチン)が準備されていること、などなど
確かに「これって、あたりまえ?」
改めて考えてみると感謝できる要素がたくさんあるなと感じた出来事でした。
日々、感謝の気持ちを忘れずにいたいです!
(Pino)
島根に移住し早5年。
飛行機好き(乗るより断然見る派)の私にはたまらないスポットが「出雲空港公園」です。
滑走路のすぐ脇に広がる公園では離着陸する飛行機を間近に眺めることができるのが一番の魅力です。
数日前も子を連れて離陸する飛行機を見に行きました。
週末ともなれば子連れのファミリーや犬の散歩をする方々で賑わう公園も、その日は平日で人はほどんどおらず、ほぼ貸し切り状態。
駐機場を出て滑走路へ向かう飛行機がゆっくりを目の前を徐行していく中、子とともに手を振るとなんとパイロットさんが手を振り返してくれるではありませんか!(白手をしているので、よくわかるのです。)こんなことがあるのだと大興奮(の母)でした。
これも地方空港そしてこの立地あってかと感動した次第です。
大きな機体が大空に飛び立っていく姿は、すがすがしいもので旅の無事を願うのはもちろん、故郷を想ったり、先々をぽやんと考えたり。私にとってなんともいえないひと時です。
みなさんもたまには空を見上げてひと息つきませんか。
(幸子)
島根県には新幹線が通っていません。
島根から新幹線に乗るには、一度山陰から山陽地方に移動をしなければなりません。
これが片道2時間半ほどかかりますので、毎回毎回、苦労しています。
調べると、昭和48年に全国新幹線鉄道整備法に基づく基本計画路線に決定された
「山陰新幹線」と「中国横断新幹線」という2路線が存在するようですが、いずれも
45年以上にわたり進展をみていない状況となっているそうです。
「山陰新幹線」
大阪市から鳥取市付近、松江市付近を経由して下関市に至る基本計画路線
「中国横断新幹線(伯備新幹線)」
岡山市を起点に、松江市までを結ぶ基本計画路線
これが実現すると、松江−岡山間(現行約2時間40分)が約45分、
松江−大阪間(現行約4時間弱)が約1時間半で移動可能となるそうです!
なんと素晴らしいことでしょう…
最近、松江駅前には「新幹線整備の実現を目指して」と大きく書かれた看板が
掲示されています。
実現してほしいと切に願う私は、その看板を見るたびに、心の中で「頼むぞ…」と
祈っていますが、同時に、私たち世代が元気に旅行に行けるうちに実現するだろうか…
と遠い目をしている今日この頃です。
(とっとこ公太郎)
先月、財団の移住支援担当者の研修会を行いました。
コロナ禍以降はじめて松江・浜田・東京の3拠点の職員がリアルで一堂に会い、4班に分かれて、移住者や事業所を現地視察する内容にしました。
私は海のコースへ参加。
まず訪れたのは、Iターンで漁師町に家族で引っ越し、異業種から漁師に挑戦する永見さん。その後の暮らしぶり、移住前後のアレやコレやを根掘り葉掘りお聞きしました。
定置網・素潜り・牡蠣の養殖をし、自宅先で飲食ブースを出し、独自にスーパーに出荷するなど、移住後2年目と思えぬ実行力。
日々の戸惑いや苦労はあれど、
「奥さんと、亀の手(貝)を取りに海に出て、岩場で大丈夫かなとふと確認する瞬間とかに、すっごい幸せ感じるんですよね(照笑)」
ほっこり話に癒されつつ、漁師の概念を変えてくれるそのバイタリティには脱帽でした。
【永幸丸(関わる人を幸せにするお店)~元カナヅチ 船酔い漁師のド根性直送便~】
https://www.instagram.com/iwagaki_eikoumaru/?hl=ja
次に訪問したのは、
Mitsu Fisherman‘s Factory(御津フィッシャーマンズファクトリー)の皆さん。
日頃は、定置網漁業に従事する若き漁師たちが、「旬の魚の美味しさを、もっとたくさんの人に届けたい」と立ち上げられました。保育士、警備員、しじみ研究員、介護士、全員が異業種からの転職という彼ら。
ここでも、漁師町独特の文化、「・・・。」と聞いていて絶句するような話も出てくるなか、ニコニコ笑顔で力強く、今を切り開き、未来をしっかり見据えて突き進んでいる姿を目の当たりにし、本当に心から感動しました。
【若手漁師が挑む!「獲る」漁師から「獲って創る」漁師へ!!】
★現在クラウドファンディングに挑戦中↓
https://camp-fire.jp/projects/view/568323?list=local_popular
島根の漁業の未来は、明るい!!!
ここには書けませんが、ディープな話、色々考えさせられました。
皆さんの、汗と涙のリアルを、しっかり移住支援業務に活かしていきたいと思います。
(竹矢っ子)
先日旧知の友人達と久々に飲もうよという話になり、その時みんなが口にした言葉である。2年ぶりでの飲み会は久々の対面で最初はみんな緊張気味だったが、一口酒が入るとあっという間にコロナ禍前のいつもの飲み会となった。
コロナ禍で人との交わりが断たれた世の中となった。会議・出張などオンラインでという新たな発見はあったものの、オンライン飲み会などは最初目新しさもあったが、なにか物足りなさやギクシャクした会話のやり取りにそのうち疲れてきて最近はあまりやらなくなってきた。
先日会った友人たちも同様の気持ちでいたようで、久々の対面での飲み会に忘れかけていた人と人とのリアルなつながりを実感し「これだよ、これ!」との感想になったのである。感染人数の減少により、ようやく飲食店での人数や時間制限が緩和され、あちらこちらで同様のケースがあるのではないだろうか。
様々なイベントや祭りも徐々に復活してきている。人と人とがリアルにつながる状況もさらに復活してくるだろう。人が人を求めるのはある面本能に根差した行為である。人々の集いが輝きを増し、より絆の深まる世の中となることを期待している。
・・・なんて、えらそうなことを言ってはみたものの、本当はただみんなとワイワイ楽しく酒を飲みたいだけである。いつでもウエルカムなのでだれか誘って!
(ダボ)