定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
耳をつんざくほどのキジの鳴き声で目が覚める。
裏山のウグイスの自慢げな歌声を聞きながら朝食をとる。
日が高くなるにつれてアブラゼミのボリュームがアップしていく。
午後になると、庭の栗の木にとまってる種別不明な鳥が何かを訴え続ける。
夕焼けが色濃くなるとともに、ヒグラシのもの悲しい鳴き声が響く。
田んぼのカエルの合唱をBGMに就寝する。
この季節、田舎に静寂はない。
(蝮)
コロナの影響で、予定より1週間早く夏休みに入った我が子。
毎日の過ごし方に四苦八苦しているようです。
学童に行くお友達が多いので、日中の遊び相手が見つからずに、持て余し気味です。
自分が子どもの頃は、近所の友だちと毎日のように遊んでいた記憶がありますが、
当時でも珍しいことだったのか、時代の変化によるものなのか…。
親としては、せっかくの夏休み、たくさんの思い出を作って欲しいなと思いつつも、
なんとももどかしい気持ちでいっぱいです。
ただ、宿題は物凄いペースで進んでいて、そこは唯一良かったことかもしれません。
もうすぐ8月になるので、残りの夏休みを楽しく過ごせるよう、親としても頑張りたいなと思っています。
(京)
定住財団では、毎日9:30に職員全員での朝礼を行っています。
お休みの確認やイベント情報等、簡単な業務連絡の時間です。
この朝礼、よくある朝礼だとは思いますが、自由な雰囲気があることが、私は気に入っています。
というのも、朝礼当番によって様々なミニスピーチ?があることもあるからです。
もちろん、ミニスピーチは強要されているものではないので、何も話さず終わることもありますが、自分のしている業務の話やイベントやセミナーを通じて感じたこと、リフレッシュのための簡単な体操タイム…等、当番によって様々な話がされています。
「○○さんが当番ということは…、こんな話かな?」
「△△さんは、きっとあの趣味の話かな?」
と、当番のミニスピーチを楽しみに感じている自分がいます。
どうして楽しみなのか?
それは、普段の業務だけでは見えてこない、その人らしさを感じられる時間だからだと思います。
きっとこの「ひとりごと」も、職員一人ひとりの「らしさ」が表れているひとつ。
「自分らしく、島根で暮らす」そんなことを叶えていくお手伝いができたらと思います。
(ひつじ)
東京スタッフです。
定住財団で働いているから当然と言えば当然ですが、
やはり「島根」というワードに敏感になってしまいます。
この間、職場からの帰り道にあったお店の前に
「島根 高津川産 天然鮎 入荷しました」の貼り紙を見つけました。
ちょっと高級そうなたたずまいのお店でしたが、
きっとこのお店の店主さんは目利きに違いない、お目が高い、と思ってしまいました。
(純粋にうれしい)
ほかにも、神保町の喫茶店でコーヒーを飲んでいると、
隣のテーブルの女性4人組の中のおひとりが「島根の出身で…」とお話されているのに気付いたり。
(話しかければよかった!!)
またまた別の喫茶店で、隣の席の二人組が「出雲大社行く」という旅行の計画をお話されていたり。
(なんか情報あげたらよかった!!)
ちょっと方向が違いますが、スーパーでしじみを見つけたら必ず産地チェック。
(宍道湖だと歓喜。ときどき青森のもある)
ちなみに、東京都足立区には「島根」という地名があります。
(まだ行ったことはない未踏の地)
人が多く、サービスやお店も多い東京。
そんなところで島根のことを見つけると嬉しいので、ときどき『島根探し』をしています。
(「探し」というか「見つけ」ですね)
話しかける勇気も必要ですね。
島根のこと話してる人を見つけると嬉しいので、今度は話しかけてみます。
(は)
先週末の夜、玄関先で小さな小さなゲンジボタルを見つけた。
時季が遅めだからなのか、飛ぶ元気もない様子だったので、とりあえず脇の茂みに移してあげた。
子どものころはたくさんホタルを見ることができたが、
豪雨や台風で河川が被害を受けるたび、しばらくホタルの姿が見えなくなり、徐々に数も減っていった。
そんなことから、ホタルといえば、どうしても災害を連想してしまう。
昨年は県東部で甚大な被害が発生し、県西部でもここ数年河川の氾濫等で大きな被害が続いている。
以前参加した防災の講演会で避難について触れられていた。
異常なことが起こった時、これくらいなら大丈夫という心理(正常性バイアス)が働くそう。疑わしきときは行動!し、自分の大切な人を悲しませないために逃げる!ことが義務とのことだった。
ホタルの小さなほのかな光を眺めながら、今年は異常気象がないことを願いつつ、万一の備えを怠らないこと、いざというときは冷静に判断しようとあらためて思った。
(きーとす)