スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2022-11-11 感性を磨くこと

“人生を豊かにするには感性を磨き続けることが大事”、テレビで誰かがそんなことを言っていて、そのための方法として生(なま)の芸術に触れることをおすすめしていました。
貧乏性の私はいままでの人生で舞台を観に行ったり、アーティストのコンサートに行ったり、映画をDVDじゃなくてちゃんと映画館で観たり、そういったことに対してどうしても財布の紐が固くなり数えるほどしか行った記憶がありませんでした。
そんな私が冒頭の話に感化されて「よし!これからは積極的に観にいこう!」と思い立ち、勢いでいくつかのコンサートを予約したのが2019年のことでした。その直後にコロナが蔓延し、予約していたものは全て中止になりました。完璧に出鼻を挫かれたというやつでした。

 

あれから3年がたち、状況も変わりwithコロナの生活でまた生の芸術に触れられる機会が増えてきたにも関わらずしっかり持ち前の貧乏性が発揮され、なかなか行動に移せていませんでしたが、先日ふと立ち寄ったショッピングモールで大好きな石見神楽がやっていて、あの独特な八調子のリズムにまさに心が躍りました。生だからこそ感じる演者の息遣いや躍動感。思いがけず生の芸術に触れてやはり生っていいなと思いました。また、先日はテレビで活躍する講談師の講演を観にいきました。講談を詳しくは知らず興味本位で行ったのですが予想以上におもしろく、プロの噺家の凄さを見せつけられました。今月は一つ演劇を観にいく予定です。

他にも自然と触れ合ったり読書をしたり、感性の磨き方は色々あるかと思いますが今後も財布の紐と相談しつつ、こういった機会を積極的に取っていけたらなと思っています。

(basa)

2022-11-10 行燈点灯式

先日、地区の公民館での文化祭(作品展)に合わせて夜に小学校の校庭で行燈点灯式が行われました。近くの松江工業高等専門学校、島根県立松江清心養護学校の協力を得て、こどもたちが作った行燈が並びました。

生馬小学校は松江市内にありながら、各学年1クラスの生徒数100人あまりの小さな学校で、「みんな友達・みんな知り合い」の校区です。この良さを充分に生かして未来ある地区になるよう願いました。

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(あっちゃんおばあちゃん)

2022-11-09 地元の神社にて

先日、天気が良かったので、妹と一緒に地元を散歩しました。

懐かしの母校やよく遊んだ公園などに寄り道をしつつ、
最後に到着したのが古くからある神社でした。

やはり神社というのは何か神聖な、透き通った空気を感じますね。
しばらく石段に腰掛けて境内の神木を眺めながらパワーチャージをしました。

目を引いたのは「花手水」(神社やお寺にある手水舎の手水鉢に色とりどりの花を浮かべること)です。
コロナ禍での感染対策といった部分もあるのかもしれませんが、
色とりどりの綺麗な花にしばし心を奪われた秋の夕方でした。

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(の)

2022-11-07 地方移住になにを求める?

先日、久しぶりに東京に行く機会があり、大学時代の友人に3年ぶりに会って飲みながらいろいろと話をしました。

その友人も私と同じく、大学への進学をきっかけに上京した地方出身者で、話す言葉(方言)も似ていたという共通点などがあり、仲良くなりました。

昔の話や、島根に戻ってからの生活はどうか、あの人は元気か、いろいろな話をする中で、仕事の話にもなりました。

その友人は顧客管理のプラットフォームを扱う仕事をしていて、
現在、地方のDX(デジタルトランスフォーメーション)に関わる業務を担当をしています。

業務の流れを新しくしたり、そのためにこれまでのシステムを入れ替えたり、新しいビジネスモデルを創出したり、環境改善・整備を推進する仕事です。
デジタル技術が社会に浸透すると、例えば、都市部で働く人が地方へUIターンなどをした際に、都市部でやっていた仕事をそのまま地方で続けられるようになったりします。

これまでは、移住と転職は切り離せないものでしたし、どこにいてもできる仕事は少し増えてきたとは言え、
ITやシステムに精通した、限られた人たちだけのものというイメージがありますよね。
でも、それを多くの人が実現できたら、都市で働いていた時のお給料をキープできるかもしれませんし、移住のハードルが下がる要素になると思います。

友人から質問されました。
「東京でしてた仕事をそのまま地方でできるようになってほしい?」

正直、私は返事に困りました。
いつかしようとしていたUターン、自分のふるさとと、東京などの都市は比べるものではなく、「違うもの」という考えを持っていたからです。
地元には〇〇があるない・できるできない、都市には〇〇があるない・できるできない、そんなこと山ほどあります。
(島根には、PARCOも、LUMINEも、伊勢丹もありません)
でもそれを移住しない理由にはしていませんでしたし、同じことをしたかったわけではないのです。

今は東京に住んでいたときとはまったく違う生活を送っています。
でも、島根での生活は120%楽しめている自信があります。本当に楽しいです。

少し考えたあと、「自分は(今は)そうでなくても良いけど、DXが進んでどこでも同じ仕事ができる環境や人が増えてほしいし、そういう働き方が存在しててほしいし、みんながそういう感覚を持っていてほしい」と答えました。

私は、都市と地方は「違うもの」と考えて、納得・理解した上でUターンしましたが、
正直、一番しんどく感じたのは「人の感覚の違い」でした。物理的なものと同じように、全然違います。

コロナ禍になった影響で、リモートワークをする人が増えたり、それに伴いコワーキングスペースが増えたりと変化が大きく進んでいますが、
それでもまだまだ、そんな働き方は現実的ではないと思っている人も多いように思います。
もちろん実際、できないこともたくさんあります。

でも部分的だとしても、できることを見つけて、働き方に多様性が生まれたら良いなと思います。
実際、様々な働き方が求められています。

これは仕事についてだけではないですが、
こうじゃなきゃいけない!わけではなく、こんな方法があっても良いんじゃない?
という考えがもう少し広がると、今より楽になったり、より良い生活を送ることができる人がたくさんいるのではないでしょうか。

時間はかかるかもしれませんが、変えていきますよ。
一緒に変えていきましょう!

(今日はテルサで5時)

2022-11-04 あっという間

誰もが感じることだと思いますが、1年が早い!

 

もう11月に入り、2022年も残すところあと2か月弱。

多くの人が今年はどうだったかなぁとか、来年は○○の年に、など毎年恒例の思考を巡らせる時期だと思います。

 

なぜこうも早いのか。

子どものときよりも大人になってからの方が、早いのは皆さん一緒ではないでしょうか。

もちろん、忙しいから、充実していて時間が足りないからとかもあると思いますが、とある方の考えに「なるほど」と感じて頭に残っているので、記します。

※あくまで個人の考えです。

 

①多くのことが見たことのある景色だから

旅行に行ったときなど、往路よりも復路の方が早く感じませんか?

それは行きの際は初めて見る景色で、帰りは既に見たことのある景色だから。

つまり、子どものときは多くのことが初めて経験すること。大人になると、大半のことが経験済み(経験したことに近い出来事が多い)だから、景色を楽しむことなく過ごすのが早いのだろうという考え。


②楽しみに“待つ”ことが少ないから

そんなことない!という人もいるでしょうが、ひとまず。

子どものときは遠足・運動会・部活の大会など、楽しみに指折り数えて“待つ”ことが多かった。ただし大人になると・・・・というわけです。

 

お喋りが上手な人の話だったこともあり、妙になるほど~と思った自分がいました。

納得して良いのか?とも感じつつ。

 

早いか遅いかはさて置いておいて、既に11月に突入したことは事実。

残る2か月、平穏に過ごして年を越したいです。

 

(ハレルヤ)

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