定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
3月1日水曜日「しまね企業ガイダンス」が開催されました。
私もスタッフとして参加させていただきました。
今年は、初の松江市総合体育館での開催。
はじめてなので、いつもと感覚が違うところもありました。
吊り下げモニターによる告知や二階席(観客席)からの景色も新鮮でした。
何より、プロバスケットチームの「スサノウマジック」がプレイしている体育館。
やはりテンションが上がります。
参加いただいた企業のみなさん 240社
参加いただいた学生のみなさん 227名
あいにくの雨にもかかわらず、会場はとても良い雰囲気で開催できました。
この出会いが次につながりますように・・・
(熊猫)
地域の環境保全活動の一環でカワニナを育てています。
カワニナはホタルの餌となる巻貝です。
私の住む地域では、ここ数年の間に水害や増水などで川に餌がなくなる状況が続きました。
以前は、ホタルが多く舞い、幻想的な景色を楽しむことができましたが、今ではすっかりホタルの数が減り、皆が寂しく感じていました。
そんな中、地域ぐるみで対策に乗り出すことになりました。
有志を募り、各家庭でホタルの餌であるカワニナを養殖し始めました。
飼育する際に大切なことはカワニナを育てる水は川の水であること。他の川の水だと生態系が壊れるそうです。
半年間大切に育てて、3月に川に放す予定です。
皆の努力が実り、今年はきっと、たくさんのホタルが見られることと思います。
(ちょこ)
3年くらい前に庭のあんずの木を伐りました。直径が40cmにもなる大きな木で、毎年2月の終わりころからピンク色の花をたくさん咲かせ、梅の花と一緒に楽しませてくれていました。その根っこが、近くに埋まっている浄化槽に穴をあけてしまい、やむなく伐ることになりしました。
翌年には、その切り株から芽が出てきたので大切に育ててきました。こんなに大きく育ち、春の訪れとともにたくさんの花を咲かせてくれました。生き物の生命力はすごいですね。
以前は花をたくさんつけてくれましたが、楽しみにしている杏子の実は5~6個くらいつく程度でした。実がつく頃には葉が生い茂り、実を探すのは大変でした。また実を付けてくれるでしょうか?調べると自家受粉ではあまり良い実はつかないとのことでした。今も以前と変わらぬピンク色の花をたくさんつけてくれて楽しませてくれています。
あんずの種子の中にある仁(じん)という成分は、杏仁豆腐にも使われているそうです。杏(あんず)の仁(じん)で作った豆腐で杏仁豆腐。また一つ賢くなりました。
(山ちゃん)
今年も家の敷地にある夏みかんを収穫しました。ちゃんと収穫し始めたのはここ数年。それまでは全く手入れもせず、収穫もせず野放し状態でした。それなのに毎年、家で消費するには十分なくらい実を付けます。そして今年も変わりなくマーマレードにして楽しんでいます。(ちょっと飽きたけど…汗)
秋ごろには黄色く色づいた実ができている気がしますが、毎年収穫時期に悩んでいます。ネットを見ると冬がいいとか、酸がきついから春先以降がいいとか、冬に収穫してしばらく置いておくとか。いったいどっち?!
寒い時期に収穫した実がまだ残っているので、もう少しおいてからまたマーマレードを作ってみようと思います。
ほかに活用方法があれば、だれか教えてください!!
(フル)
梅の花が好きです。
桜のような絢爛さはなく、どちらからと言えば地味なイメージですが、寒さ厳しい2月から咲き始め、先に待つ春の訪れをそっと教えてくれる姿に、励まされる気がします。
山あり谷ありの人生の中で、時につらい季節に巡り合うこともありますが、その先にはきっと実りの時期が待ってくれている。そのための準備期間を今は過ごしているんだと、人知れず諭してくれているように感じるからです。
身内を亡くした年も、お葬式を終えた実家の庭先に、梅の花が咲いていました。
姿は見えなくなっても、亡くなった身内がずっと見守っていてくれるようで、「温かい春はすぐそこだよ」と語りかけてくれているようで、丸みをおびた桃色の花の前で、しばらく過ごしていました。
3月は、別れと出会いの季節です。
新たなスタートへの期待と同時に、変化への不安を感じている人や、寄る辺なさを感じている人、迷いの中にいる人も、少なくないかもしれません。
でも、その時間は、きっと次の実りの時間をもたらしてくれるためのステップだと信じたい。
今年も咲いてくれた梅の花から、巡りゆく季節の無言のエールを受け取りました。
(でんでんむし)