スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2023-06-15  「とんころ」ご存じですか?

先日、古い友人と浜田市で食事をすることがありました。

広島出身の友人は、浜田で食べる食材は珍しく、興味深い物ばかり。

私は、浜田で暮らしていたころ「バトウフライ」が好きで、よく食べていました。

しかし、その友人は「とんころ」をオーダー。

「とんころ」と聞いて何を思い浮かびますか?

その友人は豚の角煮?と思ったみたいです。

島根県西部ご出身の方は、ご存じかもしれませんね。

しかし、正解は「ニギス」「沖きす」「とんころいわし」とも言われる魚です。

じつは、私の義理の母が良くとんころ天ぷらを作ってくれていました。

白身であぶらの乗った上品な肉質。フライにしても、塩焼きにしてもとても美味しい魚です。

今は施設に入って、なかなか会えない義理の母の大切な思い出の魚です。

機会がありましたら、皆さんもぜひチャレンジしてみてくださいね。

(熊猫)

2023-06-14 うれしかったこと

先日、羽田空港から出雲空港への飛行機に乗る機会がありました。

品川駅から羽田空港までの電車は、混み合うので少し心配がありました。

というのも、自分が妊婦だったため、「途中で体調が悪くならないか」ということが心配だったからです。

 

ネットのマタニティ関連の記事では、マタニティマークをつけることで心無い対応をされたことがある妊婦が、マーク自体を表示することに抵抗を持っているという内容を目にします。

マークを付けることにも勇気がいること。

マークを見て、人それぞれ感じ方が違うこと。

いろんな意見が出てきそうなテーマですが、私は一人で行動していたので何かあった時のためにと、マークを表示していました。

 

電車に乗り込み、予想通り席に座れず立っていると、50代前半の女性がひとり、「ここ座ってね」と席を譲ってくれたのです!

「あぁ荷物が多い中、席を譲ってくれるんだ。世の中捨てたもんじゃないな‥」と思い、

「ありがとうございます」と伝えると、その後もお気遣いの言葉をかけてくれました。

ここまででも、十分、うれしかった話なのですが、続きがあります。

 

***

 

そうこうしているうちに、羽田空港に到着。

軽やかに笑顔で去っていった席を譲ってくれた方の背中に「いいことがありますように」とおまじないのように、そっと自分の心の中で呟いてお別れしたのですが…

 

なんと、出雲空港行きの搭乗ゲートで、もう一度、声をかけてくれたのです!

そうなんです、この席を譲ってくれた方、島根県の出雲市にお住まいの8人のお孫さんもいる方だったのです☺

 

「自分の3人娘も妊娠期間が大変で、他人ごとに思えなくって。搭乗ゲートに行ったら、また出会えたから、嬉しくて声をかけちゃった!」

 

そう嬉しそうに声をかけてくれました。

その後も、妊娠時のトラブルの話やお互いの家庭の話など、話が尽きることなく搭乗時間に。

席を譲ってくれただけでも、嬉しい話ですが、その方がもう一度声をかけてくれて、島根県の方だったというのが、本当にご縁を感じて嬉しいものでした。

そっと誰かに知ってほしい、ご縁の國しまね、らしいエピソードでしたのでご紹介でした~。

(ひつじ)

2023-06-12 ものの値段

物価高の日々が続いています。

できるだけ安くて体に良いものを…と

毎日の買い物に頭を悩ませる場面も増えてきました。

特に、卵の値上がりは、ほぼ毎日食卓にのぼってきただけに、

影響が少なくないと感じます。

 

ある日、値札とにらめっこしながら買い物をしていて、

ふと思いました。

昔、卵が1ケース10100円程度で売られていた頃。

500mlのペットボトルに入った水よりも10個の卵の値段が安い時があったんだな、と。

 

さらに昔。

実家の母屋の近くに鶏小屋があり、

飼っていた鶏が産み落とした卵を拾いに行っていたことを、思い出しました。

ぬくもりの残る卵を手にする時、子ども心に、

鶏から命をひとつずつもらって食べているんだと感じていました。

 

10個、100円。

「物価の優等生」と長くもてはやされてきた卵ですが、

その当時の値段は、本当のところ、正当なものだったのか。

「優等生」の美名の下で、実のところ、それを生み出してくれる鶏や養鶏農家の方々に、

結構な負担をかけてきたのかもしれないな、と感じました。

 

10個、約300円。

以前と比べれば確かに高い。

けれど、命をいただき、栄養もとびきり豊富で、調理も簡単。

費用対効果等を考えれば、卵10個で300円という値段は、

それほど高価ではないのかもしれない、と思い直しました。

 

命から生まれ、命をつないでくれる食べ物の値段。

値札だけでない、その「背景」にも気持ちが向けられるように、

と自省する今日この頃です。

(でんでんむし)

2023-06-09 出雲・松江ツアー(自分プレゼンツ)

先日、東京に住んでいる友人が島根に遊びに来てくれました!
コースは、出雲市と松江市の有名どころ&自分のお気に入りのスポットに行ってきました^^

【1日目】
出雲空港→出雲大社→そば屋→出雲大社のご縁通横丁をプラプラ→一畑電鉄で松江まで移動→宍道湖の夕陽(サンセットカフェも含む)→松江市の居酒屋→カフェ

【2日目】
松江城→お寿司屋→出雲空港

2日間しかなかったので、かなり1日目は詰め込みすぎてしまいました(笑)
2万歩くらい歩いたので、へとへとになり2日目はちょっとスローペース。

それでも連れていきたいところには行くことができましたし、
自分も行ったことがないところにも行けたので満足です♪

友人も初めての島根県だったので、全てに驚いていて反応も面白かったです!
すれ違う人の方言や一畑電鉄のレトロな車両(本数の少なさも…)など色々と楽しんでくれました(●^o^●)

約20年島根に住んでいても知らないことや、
意外と近いからこそ行ったことがない場所も多くあることに気付きました。

次また島根に友人が来た時に色々なところを紹介できるように開拓していこうと思います!

(こしば)

2023-06-08 はじめての炭出し

裏山に炭窯がある。年に1,2回、義父が炭焼きをしていた。

その義父が亡くなり、昨年焼いた炭が窯の中に残ったままになっていた。

 

いよいよ、私にとってはじめての炭出し作業を決行することに(どきどき)。

マスク3枚重ね&水中メガネを装着し、いざ窯の中へ!

カシの炭材が隙間なく詰め込まれていたものが、炭化して窯の78割程度になっていた。

閉所恐怖症の方には困難な極狭空間で、炭を取り出すこと1時間ちょっと。

無事、全ての炭を出すことが出来た。(ほっ)。

 

山の木を資源として活用するために重要な役割を果たしていた炭窯だったが

今後は炭焼きをする予定も無いので、その役目を終えることになった。

 

貴重な自給資源だった炭・・・冬期の炭こたつ、バーベキュー、畑仕事にと、これからも大切に使って行こうと思う。

炭窯さん、おじいさん、今までありがとうございました!

窯内.jpeg

作業中.jpeg

(築)

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