定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、定住財団では定住施策として、
「産業体験」という事業を長年行っています。
県外から島根に移住して1年の間、第一次産業を中心とした担い手不足の分野に
お試し的に従事して、その後の定着を応援するものです。
「農業で独立しようか、それとも農業法人に勤めようか」
「そもそも自分に農業が出来るのか・・・」
こんな方を中心に、多くの方に使ってもらっています。
先日、この事業を使って島根で頑張っている皆さんの交流会があり、
「こんな良い制度は他には無いからもっと宣伝すべき!」と言われました。
(PRやっているつもり)になっていたことを反省・・・
【UIターンしまね産業体験】https://www.kurashimanet.jp/sangyou-taiken/
気になる方はお気軽にお問い合わせください。
(築)
子どもの通う学校の文化祭が先日ありました。
私は、副会長を仰せつかっているので、文化祭の中のバザー開催の裏方を担いました。
バザーの仕掛け側に回るのは、はじめて。
コロナ禍から4年ぶりの開催で、4年前の売れ残りが大量に残っており、破棄するものと残すものの選別作業から入りました。もう、この作業が、、、卒倒するような作業。
ものすごい量に、この学校のバザーの歴史の凄みを感じつつ、終わりが見えない途方に暮れそうな作業を、役員4人でわいわい行いました。
そして、今年分、新たな寄付が沢山集まりました。お米、日用品、文房具、食器、衣類、カバン、おもちゃ等々。2mはゆうに超えそうな超巨大クマのぬいぐるみまで笑
文化祭前日、朝から夕方まで一日かけて、役員以外の有志の保護者さんたちにも手伝ってもらい、何とか会場設営をし、商品を並べて掲示物等がすべて終わると、もうすでに感無量。
イベント当日、4年ぶりの開催で、告知もちゃんとできているのかなと心配していましたが、オープン前から終わりの見えない長蛇の列!とっても沢山の方にお越しいただき、想像以上に沢山のものを購入していただきました。
「〇〇学校のために、ありがとうございます」「おつかれさまです、お手伝いできてなくてごめんなさい」など、沢山の方にお声がけいただき、本当に心がほっこりしました。
最初、副会長をお願いされた時に「ご奉仕の精神が足りないので適任ではないです~」と駄々こねていましたが、その時の私に言ってやりたいです。「だからこそ、やりなさい」と。
日頃、子どもがお世話になっている学校に、ただ預けているだけの状態が逆になんと無責任なことだったかと思わされました。皆の善意を集めて寄付につなげるという、何とも尊い経験。来年は、もっと多くの保護者さんを巻き込み、自分たちも楽しみながら、日頃の感謝の気持ちを返せたらと思います。
(竹矢っ子)
先月のお盆の時期、栃木に住む姉家族(姉、義兄、甥、姪)がGWに引き続きみんな揃ってまた元気に島根に帰ってきてくれました。
その際何気ない会話の中で義兄が突然こんなことを聞いてきました。
「島根の人の1日ってほんとに24時間?30時間くらいあるんじゃない?」と。
冗談混じりではありましたが、いつも島根に来るとそれくらい時間を長く感じるんだそうです。
「田舎時間」という言葉が本当にあるかはわかりませんが、田舎に来ると時間の流れがいつもよりゆっくりと感じるといった話はよく聞くような気がします。
それがなぜなのか…、今流行りのチャットGPTに聞いてみると(笑)
①田舎の環境が都市と比べて静かで穏やかでストレスを感じずリラックスできるため
②日常の忙しさやスケジュールに縛られることなく自然のリズムに従って過ごせるため
③自然との触れあいやアウトドア活動が豊富にあるため
という理由が挙げられるそうです(こんな答えを秒で弾き出すチャットGPT恐るべし)。
ただ、AIに頼らず個人的な見解としては“非日常”であることが大きいのではないかなと思っています。だって、田舎と言われる島根に住んでいる当の私にとっては1日がめちゃくちゃ早く感じるので(笑)
脳は新しい情報を処理しているときは時間を遅く感じるという研究結果があるそうです。(異動や転職で環境が変わった時の一か月ってものすごく長く感じますよね?)
義兄も前述の①~③のような理由に加えて、日常を離れ普段触れない島根を経験することで時間がゆっくりと感じていたのではないかなと思います。
・・・と、こんなことを書き連ねていたら「もう9月か、このままだとあっという間に年末だわ…」なんてぼやいてないで、私も新しい情報を脳に与えなければ!と奮起させられたのでした(笑)
(basa)
「あつかったらぬげばいい」という絵本を買いました。
内容は、2ページで完結するネタがたくさん入った、とってもシンプルなものです。
日常生活のモヤモヤと、それに対する考え方が描かれています。
「頑張りすぎなくていいんだよ」
「もっと気楽に考えていいんだよ」
そんなメッセージを子どもに伝えたくて、買ってみました。
絵本なので子ども向けではありますが、大人も考えさせられる内容じゃないかと思います。
9月に入って学校は新学期がスタートし、ドキドキしている子や親も多いのではないでしょうか。
新学期は、子どもが不安感を抱えたり不安定になりやすい時期でもあります。
そんな時期だからこそ、自分らしくいれる居場所で心穏やかに過ごして欲しいですし、
子どもに対してもそんなことを伝えられる親でありたいなと思いました。
(京)
幼・小・中と一緒だった親友が急性大動脈解離で亡くなった。
50代半ばだった。
前日は猛暑のなかで地元の祭りの準備をし、当日は早朝から神社の掃除に出かけていた。
昼ご飯を済ませた後、疲れたからと寝室に行き、夕方になってご飯の支度ができたことを家族が知らせに入ったら、すでに意識がない状態だったという。
地域に対する貢献意欲が高くまじめな性格だった。
だから辛くても無理をしたのかもしれない。
楽しい時間を共有した友ともう会えない寂しさは、こんなにも自分を苦しめるものなのか。
どうか安らかに。
(蝮)