定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
不思議な夢を見ました。
登場人物は私と少し前に他界した祖母。他界した祖母は認知症を患っていました。でも最期の最期まで、人への感謝を忘れない、優しい優しい祖母でした。
祖母は生前ピアノの先生をしていて、私の実家にはピアノがあり、祖母に習っていたこともあります。
夢の舞台はそのピアノの前、シャキッと背筋を伸ばした元気な祖母に私は手を握ってもらっていました。夢なのに、その手はとても温かかったです。夢の中で私は言いました「認知症のおばあちゃんにキツイこと言ってごめんね、おばあちゃんありがとうね、おばあちゃん大好きだよ」
祖母は微笑みながら頷きます。
ずっと後悔していました、認知症の祖母にイライラしてしまっていた私が居たのは事実です。
優しい祖母が先立ってしまったことへの罪悪感がいつまで経っても消えませんでした。
「私生きてて良いの?」
祖母がいつもの笑顔で大きく頷きました。
ハッと目が覚めると、いつも寝ているベッドの上。
この夢を見たのは私の誕生日の次の日、そして仏式でいうと祖母の四九日の2日前。
人は天に昇る前、挨拶に来ると聞いたことがあります。おばあちゃん、このタイミングで挨拶に来てくれたのかな。
寂しいけど温かい、涙は出るけど前を向こう、
そう思える、不思議な夢の話でした。
(mo.)
先日、集団討論セミナーの講師を務めました。
集団討論のポイントを伝えたうえで、実戦形式の集団討論の練習を行い、フィードバックをするという内容でした。
意見が出やすく議論がスムーズに進む場面もありましたし、議論するポイントが定まらず意見が出にくい場面もありました。
「集団討論は初めて」という参加者が多く、今回の練習では、上手くできたことよりも上手くいかなかったことの方が多い、という方もたくさんおられたと思います。
そこでセミナーの最後には、こちらから以下のことをお伝えしました。
・今回上手くできなくても、それだけで「集団討論は向いていない、苦手」なんて思わないように!
・上手くいった場面、上手くいかなかった場面を知ることができたことも良い経験!
・練習を重ねることで議論のやり方が分かってくる(慣れてくる)ので、たくさん練習すると良い!
このように人に伝えながら、自分でも改めて「そうだよな!」と思いました。
集団討論に限らず「上手くいかなかった」「失敗した」と思うことがあると、落ち込んで嫌になりがちですが、そこで諦めるのではなく、それを「経験」と捉えて次に生かしていけると、どんどん改善していけると思いました。
「失敗は成功の母」です。
(K)
久しぶりに連続ドラマにはまってしまいました。
NHKの「虎に翼」。日本初の女性弁護士、裁判官となった実在のモデルをベースに構成されたドラマで、当時の女性を取り巻く差別的な環境や家庭内での葛藤等を乗り越えながら、志を遂げていく姿が描かれています。
ドラマを通して、小さい頃から何となく抱え続けていた思いに「こういうことだったんだ!」と合点がいく。はっきり口にできなかった当時のモヤモヤした思いが、明確な形になって自分の前に現れる。そんな感動を覚えながら、録画した画面を見続けています。
昭和に過ごした青春時代、性別で簡単により分けられていくことへの疑問が、どこかにずっと残っていました。
中学時代、ことあるごとに「女性だから…」という先生に、「性別の何が、そんなに大事なんだろう?」と思ったこと…。
高校時代、「おいしい料理をつくったら、素敵な男の人に振り向いてもらえるから頑張りましょう」という家庭科(当時、高校の家庭科は女性のみ履修科目でした)の先生の言葉に戸惑い、授業の中で感じたことを発表し合う場で、「食事をつくることは男性にとっても大切だと思うので、高校でも男性も一緒に家庭科を学べるといいんじゃないかと思います」と話したら、先生から驚いた顔で見つめられたこと…。
何となく違和感を感じ、何となく居心地の悪さを感じていたあの頃。その違和感や居心地の悪さの正体を明確に言葉にすることは、大きな勇気や知識が必要でした。
時代は流れ、令和の現在。高校の家庭科は男女共修になり、ジェンダー等の概念も浸透しつつあります。この間の「変化」は、決して自然に生じたものではなく、先人の女性が一つひとつ、血がにじむような努力と忍耐を繰り返す中で獲得してきたものだということを、このドラマを見ながら感じています。
世界レベルから見れば、現代においても、まだ日本は発展途上。先人からの思いをつないでいくために、思いを言葉にしてみることをあきらめないで進んでいければ、と思いました。
(でんでんむし)
皆様、夏休みのご予定はもうお決まりでしょうか?まだの方は、今年の夏は、隠岐へのご旅行はいかがでしょうか?本土より夏場は、気温は2~3度低く快適です。隠岐は4島あり全部周るのは大変という方は1つの島をゆっくり周るだけでも十分満喫できると思います。
おき丸に揺られてのんびり2~3時間の船旅だけでも非日常的で楽しめると思います。今年私は、しまっちの一環で隠岐プラザホテルのリニューアルオープンの企画に携わりました。今月の下旬には、企画メンバーがホテルに集まりリニューアルオープンのイベントが開催されるので、とても楽しみにしています。宿泊スペース以外にもコワーキングスペース、島民と旅人を繋ぐラウンジなど盛りだくさんです。宿泊者以外でも利用ができ隠岐が好きになる素晴らしい場所になっていると思います。ぜひ皆さんも島後にお越しの際は、西郷港からも近いのでお越しください。
隠岐プラザホテルホームページ : https://okiplaza.com/
(おきっ子)
「そろそろだよ」「時間の問題」と言われていたサル被害。
とうとう我が畑にもその時が来てしまいました。
早朝の畑で、手にネギを持って逃げていく大人のサル3匹を目撃!
後で見ると、トウモロコシ、枝豆、ナス、きゅうり、ジャガイモもやられていました。
特にトウモロコシ被害は大きく、しばし呆然・・・
でも悔しいのでもう入られない様に対策しました。
金網、トタンで囲み、上には網を張り・・・頑丈にし過ぎて、どうやって入ろう(笑)。
爆竹も仕入れましたが、使うのにも勇気がいります。
サルも生きるのに必死でしょうが、こちらも必死です。戦いは始まったばかり・・・
(築)