スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2024-07-18 クリエイティブ?

娘のお友だちの家に遊びに行った時のこと、広いお家に素敵なおもちゃがたくさんありました。

うちは既製品のおもちゃはあまり買わないので、娘は目を輝かせて初めて見るおもちゃに興奮しきり。

 

帰宅しうちのおもちゃを見て、しょんぼりするかな~テンション下がるかな~文句言われるかな~と思ったら、家にあるもので黙々とお家作りを始めました!

 

油性ペンのふたをテーブルの脚に、のりでメジャーを貼り付けて自動ドアの冷蔵庫に、

牛乳パックに懐中電灯をセロテープで貼り付け照明に、トイレットペーパーの芯とスタンプで人間に…私から見ればそれ使うの?!貼り付けちゃうの?!というものや、ごみになるものを集めて遊ぶ姿に感心しました。子どもの発想力ってすごい!面白い!!

 

既製品のおもちゃももちろんいいけれど、我が家は当分このままのスタイルでいこうかな~と思った一日です。

(向日葵)

2024-07-16 「自然観察指導員講習会」に初めて参加

全国で開催されるこの講習会(日本自然保護協会)が、数年ぶりに島根県大田市三瓶で実施されました。

たまたまSNSで見かけて「草花に詳しくなれたらいいな」くらいの軽い気持ちで参加。

三瓶青少年交流の家で12日の行程はカッパ着て大雨の中での観察会でした。

「これも自然だから・・・」と言い聞かせてはいたけど・・・

 

しかし、天気は関係なく刺激的で目からうろこの連続の2日間でした。

普段何気なく目にする景色・草花をとことん観察します。すると不思議いろんなことが見えてきました。

山の景色で例えると緑の濃淡、枯れた樹木、自然林と人工林の境、風向き、水の流れなど

樹木ごとで住みつく虫やコケの種類が違うこと 樹木同士で互いのエリアを守り光を浴びていること

 

座学では自然保護と生物の多様性の保全をしっかり学びました。

野外実習では、スケッチしたり、落ち葉を種類ごとに分類、土の感触とその中の虫など 小学校の理科の授業みたいでとても楽しい時間でした。

 

参加する前は・・・草花の名前や特性を学ぶ機会

参加した後は・・・身近な風景・草花をよ~く観察して感じたことを言葉にすることで、自然を大切にする意識を高めること

 

これから虫眼鏡持っての散策が楽しみです!

 

日本自然保護協会↓

https://www.nacsj.or.jp/education/seminar/

(しま子)

2024-07-12 不思議な夢

不思議な夢を見ました。
登場人物は私と少し前に他界した祖母。他界した祖母は認知症を患っていました。でも最期の最期まで、人への感謝を忘れない、優しい優しい祖母でした。

祖母は生前ピアノの先生をしていて、私の実家にはピアノがあり、祖母に習っていたこともあります。

夢の舞台はそのピアノの前、シャキッと背筋を伸ばした元気な祖母に私は手を握ってもらっていました。夢なのに、その手はとても温かかったです。夢の中で私は言いました「認知症のおばあちゃんにキツイこと言ってごめんね、おばあちゃんありがとうね、おばあちゃん大好きだよ」
祖母は微笑みながら頷きます。
ずっと後悔していました、認知症の祖母にイライラしてしまっていた私が居たのは事実です。
優しい祖母が先立ってしまったことへの罪悪感がいつまで経っても消えませんでした。
「私生きてて良いの?」
祖母がいつもの笑顔で大きく頷きました。

ハッと目が覚めると、いつも寝ているベッドの上。
この夢を見たのは私の誕生日の次の日、そして仏式でいうと祖母の四九日の2日前。
人は天に昇る前、挨拶に来ると聞いたことがあります。おばあちゃん、このタイミングで挨拶に来てくれたのかな。

寂しいけど温かい、涙は出るけど前を向こう、
そう思える、不思議な夢の話でした。

(mo.)

2024-07-11 講師をして思うこと

先日、集団討論セミナーの講師を務めました。

集団討論のポイントを伝えたうえで、実戦形式の集団討論の練習を行い、フィードバックをするという内容でした。

 

意見が出やすく議論がスムーズに進む場面もありましたし、議論するポイントが定まらず意見が出にくい場面もありました。

 

「集団討論は初めて」という参加者が多く、今回の練習では、上手くできたことよりも上手くいかなかったことの方が多い、という方もたくさんおられたと思います。

 

そこでセミナーの最後には、こちらから以下のことをお伝えしました。

・今回上手くできなくても、それだけで「集団討論は向いていない、苦手」なんて思わないように!

・上手くいった場面、上手くいかなかった場面を知ることができたことも良い経験!

・練習を重ねることで議論のやり方が分かってくる(慣れてくる)ので、たくさん練習すると良い!

 

このように人に伝えながら、自分でも改めて「そうだよな!」と思いました。

 

集団討論に限らず「上手くいかなかった」「失敗した」と思うことがあると、落ち込んで嫌になりがちですが、そこで諦めるのではなく、それを「経験」と捉えて次に生かしていけると、どんどん改善していけると思いました。

 

「失敗は成功の母」です。

(K)

2024-07-10 ドラマから思う女性と未来

久しぶりに連続ドラマにはまってしまいました。

NHKの「虎に翼」。日本初の女性弁護士、裁判官となった実在のモデルをベースに構成されたドラマで、当時の女性を取り巻く差別的な環境や家庭内での葛藤等を乗り越えながら、志を遂げていく姿が描かれています。

ドラマを通して、小さい頃から何となく抱え続けていた思いに「こういうことだったんだ!」と合点がいく。はっきり口にできなかった当時のモヤモヤした思いが、明確な形になって自分の前に現れる。そんな感動を覚えながら、録画した画面を見続けています。

 

昭和に過ごした青春時代、性別で簡単により分けられていくことへの疑問が、どこかにずっと残っていました。

中学時代、ことあるごとに「女性だから…」という先生に、「性別の何が、そんなに大事なんだろう?」と思ったこと…。

高校時代、「おいしい料理をつくったら、素敵な男の人に振り向いてもらえるから頑張りましょう」という家庭科(当時、高校の家庭科は女性のみ履修科目でした)の先生の言葉に戸惑い、授業の中で感じたことを発表し合う場で、「食事をつくることは男性にとっても大切だと思うので、高校でも男性も一緒に家庭科を学べるといいんじゃないかと思います」と話したら、先生から驚いた顔で見つめられたこと…。

何となく違和感を感じ、何となく居心地の悪さを感じていたあの頃。その違和感や居心地の悪さの正体を明確に言葉にすることは、大きな勇気や知識が必要でした。

 

時代は流れ、令和の現在。高校の家庭科は男女共修になり、ジェンダー等の概念も浸透しつつあります。この間の「変化」は、決して自然に生じたものではなく、先人の女性が一つひとつ、血がにじむような努力と忍耐を繰り返す中で獲得してきたものだということを、このドラマを見ながら感じています。

世界レベルから見れば、現代においても、まだ日本は発展途上。先人からの思いをつないでいくために、思いを言葉にしてみることをあきらめないで進んでいければ、と思いました。

(でんでんむし)

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