定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
プライベートでも、仕事の上でも、少し立場が変わって改めて思うことがあります。
どんな小さな仕事でも、誰かが気持ちよく生活していけるためのものだということです。
例えば、子どものことで、市町村の支援を受けることがありました。
名前を覚えてもらい、訪れるたびに声をかけてくれること。
ホッと気持ちが和らぎ、子育ての悩みを打ち明けられて、帰る頃には元気になっていたり。
ほんの小さな名前のないことやきっかけでも、その後にも続く立派な仕事だと思うのです。
自分の仕事でも、少し先回りして、困っていそうな方に声をかけたり、同僚がお休みして空いてしまった業務を引き受けて自分の肥しにしたりと、小さなことかもしれなくても一つ一つ積み重ねていくことで、形のある仕事になると感じます。
私が就活をしていた頃、ある経営者に言われて、すっとした言葉があります。
「働くってどういうことだと思う?働くって、はた(傍)らく(楽)なのだよ。」と。
仕事をするって、お金稼ぎだと思っていた当時の私にとって、周りの方を楽にしていくことなのだと聞いて、働くことに前向きになったのが思い出されます。
今日も誰かの気持ちを楽にさせてあげられる仕事ができますように!
(ひつじ)
はじめて運転する道は「なかなか着かないなぁ。すごく遠く感じる…」と思うことがよくあります。
運転に限らず、人生で最初に体験することは時間の経過がゆっくりとしている
ように感じることがあります。
これって仕事でも同じことが言えるなと思います。
はじめてやる仕事はゴールが見えにくく、果てしない道のりに感じますよね。
でも終わってみるとあっという間で、次回からはどのくらい時間がかかるのか、どんな手法がいいのか
ある程度わかっているので、初回よりはスラスラと物事を進めることができます。
はじめは何ごとも長く険しい道のりに見えますが、慣れてしまえばあっという間にゴールできたりします。
初心者が何事にも時間がかかるのは、自分にとっては簡単に見えている道でも、
その人にとっては「長く険しい道」に見えているからなのかもしれません。
はじめてのことは不安がいっぱいですが、慣れるまでは仕方ない!と割り切ることも大切。
初心者の人に対しては「自分も最初はそうだったな~」と初心を思い出しながら寄り添えるといいなと思います。
(とっとこ公太郎)
私が子供の頃、世代なのか分かりませんが、両親は周囲と協調することを重要視していたので、
自分の価値観を押し付ける考え方は、相手を傷つけたり、自分が孤立したりするので良くないと教えられた記憶があります。
今振り返ると、その教えのおかげで周囲に恵まれ助かったことが多くあったように思います。
時が経ち、私の子、小学生になり自分の価値観を押し付けてくる姿を目にするように。
この光景、いつだったか見たな・・・話し方といい、態度といい、自分のコピーじゃないか!
そこで、自分の経験値から「自己中よくないよ」と気が付いてもらえるよう接しようかなと思ったのですが、
はっと気が付く・・・時代が変わっているということに。
インターネットが発展し30年くらい経過。
SNSや動画サイトで誰でも発信できる世の中に発展。
そして情報は、自分が見ている傾向に基づいたものが優先される仕組みになり、
下手すると自分に都合のいい偏った情報ばかりになることも。
その影響なのか、現在は以前に比べ、偏見や自己中心的で時には攻撃的な発言も増えたように感じます。
これらの発言は現実社会をも徐々に浸食していっているように感じます。
気が付くと、自己中の方が幅を利かせているような。
となると、この子は価値観の押し付けは良くないと気が付くだけではなく、
周囲にはそういった人がたくさんいる現代、その中での立ち回りスキルを会得することが必要なのか?
と、そう思うのでした。
だって一方的に自分の価値だけで話してくる相手もいる。
かと言って相手に理解を示してみても、相手がこちらを理解してくれる訳ではない。
そうなるときっと積み重なるストレス。それはきっと精神的に良くない。
なので、こちらの言い分を飲み込むのではなく、上手く伝えていく必要がある。
言いたいことは言い合って、そこから共通点を見つけて落としどころを考える。
できない相手は上図に避ける等・・・
言わば、例え自己中同士でも上手に接することができるスキルと言ったところか。
そう言えば、小学校では自分も他人も大切にと言われているが、それに通じるのか。
これって上手にやるのは結構高度なコミュニケーションスキルだし、リーダースキルでもあるように感じる。
多分とっても難しい。大人でも難しい。果たして子供に教えれるんかいな・・・とは思うものの、きっと私の両親も当時の私の性格を見て「自己中よくないよ」と教えたのだと思う。
だとすると、これはある意味その延長線上か。ひとまずやってみようかなと感じた今年の11月の一歩目でした。
(つかさ)
我が家では、夏は暑いので涼しくなってきた秋に
家族でキャンプを楽しんでいます。
島根県内にもたくさんキャンプサイトがありますが、
今回は秋の「国営備北丘陵公園(広島)」に行ってきました。
松江から備北までは車で約1時間30分。
島根県からも行きやすい国営公園です。
子どもが遊ぶ大きな広場もあり、遊具もたくさんあります。
大人は自転車を借りてサイクリングを楽しめます。
花の丘では、ちょうどコスモスの花が満開でした。
さて、肝心のキャンプサイトは遊具のある公園から車で数分の距離です。
大きな木と芝生が広がるすてきな雰囲気。
3家族で行ったので、こどもたちと一緒にテントを立てます。
テントができたら、早めの夕食準備。
10月は夜になると寒いので、夕食は鍋です。
大人は普段食べられないキムチ鍋。
子どもは豆乳鍋。
寒い空気の中、暖かい鍋を食べて、焚火にあたる。
ホットワインを飲みながら、ふと見上げると満天の星空。
やっぱり、島根は最高です!(あ、ここは広島だった!)
(お出かけ大好き)
先日、うちの子が通う小学校に出前授業に行ってきました。
社会の授業の一環で、地元消防団の活動を学ぶというものがあり、
消防団の一人としてお邪魔してきました。
うちの子の学年が対象だったので、どんな感じで授業を受けているんだろうという
参観日みたいな楽しみもあれば、教える側として嫌がられませんようにという何とも言えない緊張感。
家に帰ってから、恐る恐る感想を聞いてみると
「みんな笑ってたし、良かったんじゃない」というお褒めの言葉をいただき、ホッと一安心でした。
自分の子どもに学校で授業することって、なかなか無いことだと思うので、
とても貴重な体験をさせてもらいました。
(京)